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善玉菌と悪玉菌は、ひと昔前の概念。腸内環境と免疫に関する最新トピックス8つ

腸内細菌や腸内細菌が作り出す短鎖脂肪酸は、粘膜における上皮細胞や免疫細胞の働きを「正しく教育」することで、病原菌やウイルスからの感染やアレルギーを防いでいる。

腸内細菌叢は“もうひとつの臓器”。特定の細菌やウイルスめがけて抗体が迎撃をする。免疫の主役は、こうした「抗体」だが、腸には外からの異物を侵入させないようにカラダを守る「粘膜免疫」...[続きを読む]

取材・文/石飛カノ イラストレーション/加納徳博 参考文献/『もっとよくわかる!腸内細菌叢』(羊土社)

初出『Tarzan』No.788・2020年5月28日発売

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