走ることが疲労回復につながる理由と気をつけるべきこと。
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ランのフォーム強張ってない?走っている最中の“過緊張”リセット術

ランの最中にできるケア方法 4選

ランは歩きに比べ、2倍以上の負荷がカラダにかかる。ゆえに、ケアを怠ればガチガチにカラダは力み、終わった後の疲労感がハンパない…なんてことにもなりかねない。そこで、今回は走っている最中にできるカラダの緊張リセット術を紹介。

ラン最中&信号待ちでケアを取り入れよう

走る間につい力みやすいのがも詰まると腕振りの妨げにもなるので、こうした過緊張は即リセットを心がけよう。楽ランの最中には、途中で止まっても問題ナシ。信号待ちの時間も利用して、下半身もこまめにケアを。

① ラン中は軽いジャンプ動作での緊張をリセット

走っている最中に腕や肩まわりが張ってきたら、すかさずこのジャンプ動作を。とにかく全力で脱力することが最重要ポイント。

腕全体を脱力させ、軽く足踏みするように上へジャンプ。首の側面から手先まで、全体から力が抜けるのを感じるまで数回繰り返す

脱力ジャンプ

② 筋疲労が溜まったふくらはぎは信号待ちでストレッチ

つりやすいふくらはぎは、ランの間でも気軽にストップしてこまめなケアを。強く伸ばすのはNG、イタ気持ちいいテンションで行おう。

片足を後ろへ大きく引き、前膝は曲げて両手を乗せたら、体重を前にかけて後ろ脚のふくらはぎを伸ばす。踵を地面に近づけ、前側に荷重しながらストレッチの深さを調整しよう。20〜30秒で反対側も。

ふくらはぎストレッチ

③ 力まない姿勢を意識して足運びをスムーズに

もし直立姿勢で走っている自分に気づいたら即、このランドリル要素の動きを実践したい。力まず効率よく走るコツが身につくはずだ。

上体を軽く10度くらい前傾させると、前に倒れ込むカラダに対して自然と足が出る。ラン中は、この足運びを繰り返すように意識を。

力まない姿勢

④ 手足の末端を小刻みに振動させて全身の筋疲労をオフ

手を末端から揺らすと振動が上に伝わり、腕や肩の疲労をリセットできる。足首から与える振動は、体幹まわりの筋疲労にも効果大。

両手の先と、足先は片足ずつ交互に、先端をブラブラ小刻みに揺らす。特に手をギュッと握るクセがある人は、信号待ちでの習慣に

手足の末端を振動

取材・文/オカモトノブコ 撮影/山城健朗 スタイリスト/武政 ヘア&メイク/yumi イラストレーション/Hi there 監修/齊藤邦秀(ウェルネススポーツ代表)

初出『Tarzan』No.851・2022年2月22日発売

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