『Tarzan』創刊秘話・前編|ウチサカさんにきいてみる。Vol.2
〈ヴァンヂャケット〉宣伝部を経て『POPEYE』と『Tarzan』を創刊。日本における最先端の若者文化の伝道師でありながら、フィットネスシーンの生き字引であり、齢70を超えてなお実践者であり続けるレジェンドエディターの内坂庸夫さん。そんなウチサカさんが今、どんな生活をしているのか、これまで、どんなことを考えてきたのか。聞いてみたいことをなんでもきいてみる雑談ポッドキャスト。第2回は『Tarzan』創刊号のためにLA取材を共にした、当時のマガジンハウス社員カメラマン村林真叉夫さんと語らいます。
文/編集部 撮影(複写)/鳥羽田幹太

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村林さんの自宅で20年以上ぶりの再会を喜ぶウチサカさん。

LA取材の内容は創刊号だけでなく、この第2号にも掲載された。

2号の企画より。創刊号の見出しが「集まれ! 快適主義者たち」だったのに対し、2号のヘッドラインは「みつけたぞ! 快適主義者たち」。

LAの取材ページより。当時の『POPEYE』のようなコラムマガジンの形式で、LAの「快適主義者」たちが向かうジムやジューススタンドをレポート。

LAでは「クリエイティブな仕事をしている人間ほど、すぐ食べられて栄養価の高い"リキッド・ミール"を好む傾向が強いという」。

心理学に通じたインテリアデザイナーが「ジョギング、テニス、水泳の熱狂的な愛好者」のためにしつらえた邸宅もレポート。なんだかキューブリックの映画みたいだ。

コラムの見出しより「フィットネスをフィットするフィットネス雑誌」「自分のターザン度を知りたいから、ミニ大会が大盛況」「レオタードは薄く、軽い」。

「競技になったエアロビクス」。対向の広告もスタイリッシュ。。

ストレスのたまりやすい色について探求する、というユニークな企画も。

当時、フィットネス業界人があんちょことして使用していたという『ウイダー・トレーニング・バイブル』を村林さんの自宅で発見。
ポッドキャスト出演
内坂庸夫
村林真叉夫
井手裕介(Tarzan Webプロデューサー)
ポッドキャストスタッフ
ジングル・BGM:田中堅大
編集:浜本壮大