ウォーミングアップのNG|時間をかけてじっくり伸ばす
まずウォーミングアップでは、ついじっくり伸ばすスタティック(静的)ストレッチをやりがちだが、可動域を広げすぎると筋肉が活性化しにくい。ここでは関節まわりの筋肉を動かしながらほぐす、ダイナミック(動的)ストレッチが正解だ。
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ラン中のNG|ムダに激しく上下動している
当然ながらランニング中のカラダの使い方も疲労に直結する。走りの進行方向ではなく、上下動してしまう、というのはよくあるケースだ。
「特に初心者は、走行中に局所疲労が起きやすいもの。カラダを効率よく前へ運ぶランドリル的な要素や、過緊張を取り除くケアをランの合間にも取り入れましょう」と齊藤さん。
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ラン後のNG|硬く張った部分をゴリゴリ強くほぐす
アフターランでは、何もしないのは愚の骨頂。とはいえ硬直した筋肉をゴリゴリほぐしたり、強く伸ばしすぎると筋肉が逆に固まってしまうためNGだ。
「おすすめは、ランで疲れやすい部位を中心とした、ほぐし系の筋膜リリースです」。力まず走れて疲れを持ち越さないカラダを手に入れて、明日へのステップにつなげよう。
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