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カラダの不調を整え、アクティブに過ごすためには「股関節がしっかり動くか」が重要になる。股関節の可動域を改善するには、「①ほぐす ②ひらく ③まわす」というメソッドを日課としたい。こちらの記事では2つ目のステップ「ひらく」ためのエクササイズを紹介。
こちらの記事で股関節を「ほぐす」ことができたら、続いて取り組みたいのが「ひらく」。
「着手すべきは、股関節をダイナミックに動かすのに重要な可動域の向上。股関節を前後左右に“ひらく”ことで叶います」(澤木一貴トレーナー)
なぜ可動域を広げるには股関節を開くべきか。現代人の生活パターンには股関節の可動域を狭める要因が多いことが、その理由の一つだ。
「スマホやパソコンなどを操作する時間が多かったり、家で過ごす時間が長く運動量が減ると、姿勢の乱れや骨盤の歪みにつながる。股関節まわりの筋肉が固まり、股関節の可動域が狭くなるのは避けられません。エクササイズで習慣的に股関節を開くことで、股関節は適切なポジションに戻り、可動域も広がります」
紹介するひらくメソッドはいずれも外旋・外転に重点を置いている。
「ただエクササイズの大半に内旋・内転の動作も含まれています。股関節の可動域が広がれば、脚全体を大きく動かせるようになり、それに連動して股関節の屈曲や伸展動作もスムーズに行えるようになります」
日常動作や運動において、股関節ひいては脚全体を効率的に使えるようになれば、ケガの予防にも有効だ。
関係する股関節の動き:外転・外旋・屈曲
関係する股関節の動き:外転・屈曲
関係する股関節の動き:外転・外旋
股関節外転のモビリティを高めるべく自分の体重を負荷として股関節を前後に動かし、可動域を徐々に広げていく。
関係する股関節の動き:屈曲・伸展
関係する股関節の動き:屈曲
関係する股関節の動き:屈曲・外転
取材・文/門上奈央 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/村田真弓 エクササイズ指導・監修/澤木一貴(SAWAKI GYM)
初出『Tarzan』No.814・2021年7月8日発売