動物標本とアートから哺乳類の多様性を考える。
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旅とスケッチで、世界へのまなざしを拡張する。
選ぶのも楽しい、カラダを気遣う父の日ギフトをチェック。
大切な人の死と向き合う、山岳での旅路を追ったドキュメンタリーを見る。
新宿で、サッカーに熱狂する1日を過ごす。
動物標本とアートから哺乳類の多様性を考える。
「自分たちはどうやって生まれて、どこへ向かうのか? 」そんな哲学的な問いを出発点に動物を学ぶ展示が、立川の美術館〈PLAY! MUSEUM〉で開催中。同展は〈国立科学博物館〉との初コラボということで、世界屈指の動物標本コレクションや貴重な資料を使った巡回展キットに、〈PLAY! MUSEUM〉ならではの体験型インスタレーションやアートのエッセンスをプラスする形で構成。じっと⾒る、⽿をすませる、⼿を動かすなど、⾝体を使って鑑賞する新たな体験が楽しめる。彫刻家の名和晃平や画家のミロコマチコなど、9人の現代アーティストによる作品の展示も行われ、知的好奇心と感性が同時にくすぐられる展示に仕上がっている。
旅とスケッチで、世界へのまなざしを拡張する。

世界中を旅して出会った建築をスケッチしながら、自分のまなざしを磨いていく──建築家の光嶋裕介が2007年から17年間にわたって描きためてきたスケッチと、その空間や土地、建築の佇まいにまつわるショートエッセイを1冊にまとめた『光嶋裕介の旅とスケッチ 2007-2024』。モレスキンノートと絵の具を手に歩いた旅路には、建築を通して世界と向き合い、自分の感覚をアップデートし続けてきた軌跡が詰まっている。これを読んで旅に出てみたり、あるいはスケッチや文章を書きとめてみたり。インスピレーションをもとに行動に移してみたら、自分や世界の輪郭が昨日よりクリアになるかもしれない。
選ぶのも楽しい、カラダを気遣う父の日ギフトをチェック。
父の日のプレゼントに何を贈るか迷ったら、Tarzan Webの『Wish List』をのぞいてみるのはどう? スポーツ好きのお父さんにはもちろん、これからカラダを動かしてみようという人にもピッタリな、背中をそっと押してくれる優秀なギアをご紹介。防水に特化したアノラックパーカーやハイキング仕様のサンダルなど、日常にも馴染むプロダクトが豊富。機能やジャンルで探すのはもちろん、色合いやデザインの印象から選ぶのも楽しそう。今年は運動したくなるギフトで、感謝の気持ちを伝えてみよう。
大切な人の死と向き合う、山岳での旅路を追ったドキュメンタリーを見る。
ネパールの山岳地帯で実際に起きた遭難事故をきっかけに、自然の美しさと無慈悲さ、その二面性を探る長編ドキュメンタリー映画『雪解けのあと』。なぜ人は山に登るのか、なぜ生きるのか。その問いを、事故の被害者と古くからの友人である監督、ルオ・イシャンが追求する。スイスのヴィジョン・デュ・レールやイタリアのトレント山岳映画祭など、20を超える海外の映画祭で高い評価を得た同作。渋谷・ユーロスペースほかにて14日公開。
新宿で、サッカーに熱狂する1日を過ごす。
国立競技場にて開催される第27回JFL第12節。「新宿の日」と題されるこの日の試合は、JFLだからと侮ることなかれ。試合観戦にあわせて、ブース出店やフード販売が行われるほか、新宿区在住のDJ JINによる音楽パフォーマンスも行われるなど、応援の熱量を大いに盛り上げてくれるイベントが盛りだくさん。チケットは最安で1,800円と、国立競技場での観戦としては手頃なのも嬉しい。会場周辺には、フットボールカルチャーを発信するショップ〈4BFC〉も。試合前後に立ち寄って、新宿×サッカーな1日を満喫してみては?