- 走る
- 遊ぶ
山を走る上で、大切なこと。
PR
スパルタンボディを磨く実践編。 普段あまり運動習慣がない「ビギナー」、週に2~3度運動している「ベーシック」、運動頻度が高く、スパルタンレース出場を目指す「アスリート」に分けて回数の目安を設定した。監修は、スパルタンレース公式トレーナー・中野ひろゆきさん。
重りを運び、速く走り抜ける。超過酷な「スパルタンレース」を完走するためのカラダとはすなわち、細マッチョな“究極の動けるカラダ”。
必ずしもレース出場を目標にせずとも糧となる、“スパルタンボディ”を手に入れるためのトレーニングをスパルタンレース公式トレーナー・中野ひろゆきさんに教えていただく全5本の記事を大公開!
「スパルタンレースは、全身をバランスよく鍛えるのが基本」と言う中野さん。
「レース出場・完走を目指すならすべての種目を行ってほしいところですが、時間が取れない日もあるはず。そんな日は、上半身、下半身、心拍コントロール、連動性、関節可動域のカテゴリーから1~2つずつピックアップしてメニューを組みましょう」
スパルタンレースでは、ウェイトリフティングのような直線的な動きが少なく、しゃがむ、跳ねる、持ち上げる、飛びつく、よじ登るといった複雑な動きが求められる。
「これらの動作は一部の筋肉を使うだけではできず、全身の筋肉を連動させなければなりません。不安定な姿勢でバランスを取りつつ四肢をスムーズに動かすような、連動性を高めるトレーニングを行いましょう」(中野さん)
連動性を高めるメリットは? 「下半身と上半身が効率よく連動することで爆発的なスピードを生み出すチーターは、隆々としたカラダの曲線美が美しいですよね。人間も同じように、連動性を高めることで動きのパフォーマンスが上がり、無駄な脂肪が削ぎ落とされます」
それぞれ鍛えた上半身と下半身を連動させて、 さらなるパフォーマンスアップを目指そう。
取材・文/黒澤祐美 撮影/小川朋央 スタイリスト/齋藤良介 ヘア&メイク/天野誠吾 エクササイズ監修/中野ひろゆき(スパルタンレース公式トレーナー)
初出『Tarzan』No.781・2020年2月13日発売