アニマルムーブの動物の動きで全身を鍛える!【わちトレ vol.5】
グラビアタレント・わちみなみさん、通称わちちが『ターザン』本誌で1年にわたって筋トレに挑戦! トレーナー・菅原順二さんの指導のもと、腹、背中、尻にフォーカスしたトレーニングを行いました。連載終了を記念して、〈Tarzan Web〉で企画を振り返ります。第5回のテーマは「アニマルムーブメント」。
取材・文/黒田創 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修/菅原順二(アランチャ代表)
(初出『Tarzan』No.758・2019年2月7日発売)
動物の動きで全身を鍛える!
AbemaTVの受験ドキュメンタリー番組『ドラゴン堀江』で東大受験に挑戦中のわちみなみさん(2019年2月当時)。2月25日に初の写真集を発売するなど仕事と勉強で大忙しの彼女のカラダと脳に刺激を与えるべく菅原順二トレーナーが今回提案したのは、アニマルムーブメント。動物に近い動きで鍛えるメソッドだ。
「前回のグランドムーブと同じく、動物の動きはお腹、背中、尻はもちろん、細かい筋肉までくまなく使えるのが一番のポイント。筋肉のみならず神経も活性化されますし、カラダの引き締めにもってこいなんです」
動物は熊、カエル、蜘蛛、ワニ、海驢(アシカ)の5種類。いずれも普段はほとんどやらない動きだが、柔軟性の高いわちちはすんなりこなす。さすがだ。
「やってみて一番ハードだったのがワニの動き。普通の腕立て伏せでもキツいのに、片脚を横に出すことで何倍もの負荷に感じられました。これを続けたら全身バッキバキになりそう!」
そう、それが狙いですと菅原さん。
「わちさんもそうですが、女性は柔軟性がある半面、上半身の筋力が弱い人が多いんです。低い姿勢のまま4本足で生活する動物の動きはそれだけで上半身のトレーニングになる。鍛えにくい背中の筋肉も刺激できますし、ストレッチの要素が入ってきたり、股関節の可動域を広げる動きもあるので一石二鳥なんです」
腕や脚まわりなど、周辺部位にもしっかり効くアニマルムーブメント。これで野生の勘が取り戻せるかも!?
アニマルムーブトレのプログラム。
今回のトレーニング全5種目はこちら。
- 熊のようにノッシノッシ。尻を高くキープすること(5歩進み5歩戻る×3セット)
- フルスクワット姿勢から蛙のようにジャンプ!(3回×5セット)
- まるでスパイダーの如し。背筋の力で動きまくろう(3歩進み3歩戻る×5セット)
- まさに鰐式プッシュアップ。これ、かなりの高強度です(10歩×1セット)
- 気分はアシカショー!? 前後の筋肉を同時に鍛える(10歩×3セット)