ヨガと気づき|vol.50

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン

エレガントな動きとフェミニンなウェアが特徴の、しなやかなバレリーナ系ヨギ。

リラックス感たっぷりのダボッとした服を好む、快適さ重視のゆるダボ系ヨギ。

全身ブラックコーデで統一する、クールでストイックなニンジャ系ヨギ。

自分の練習データや身体の状態をアプリやデバイスで管理しているテック系ヨギ。

リネン素材の服をよく着ているような、ナチュラル志向のヨガをするリネン系ヨギ。

リネンにカラフルなアクセサリーを合わせた自由なスタイル。きらりと光るジュエリーとともに、ヨガもおしゃれも楽しむボヘミアン系ヨギ。

いつもリュックいっぱいに荷物を詰めて、マットの周りがちょっとしたキャンプ場みたいになるピクニック系ヨギ。

海帰りみたいな日焼け肌とラフなスタイル、ヨガも波に乗るように楽しむサーファー系ヨギ。

海外仕込みの本格派。露出多めのスタイルで、ヨガもライフスタイルも全開なバリ系ヨギ。

スポーツブランドのウェアで全力フロー、いつも汗だらけなアクティブ系ヨギ。

あっという間に「ヨガと気づき」もvol.50に。今回はこれを記念して、最近スタジオで見かけた素敵なヨガファッションを描いてみました。

ヨガの練習や絵を描くことと同じように、この連載を描くこともまた、愛情と楽しさにあふれた時間でした。この1年間「ヨガと気づき」は僕にとってヨガ日記のような存在で、読者の皆さんと経験を共有できたことが本当に嬉しかったです。

このシリーズはいったん一区切りとなりますが、今後また新しい形でヨガの気づきをお届けできたらと思っています。ここで、この連載に関わってくださった皆さんに感謝を伝えたいです。

ユキ先生へ

素晴らしい洞察と温かい教えをありがとうございました。毎回、僕の観察をユキ先生のコメントで深めてくださったおかげで、練習だけでなく気づきの面でもたくさん成長することができました。

井手さんへ

この連載を通して、『Tarzan Web』読者の皆さんと、ヨガの学びを共有する機会をくださりありがとうございました。同じヨギーの方々からメールをもらったり、直接声をかけていただくなど、たくさんの嬉しい反応をいただきました。『Tarzan Web』の編集者としての旅の一部に参加できたことを、光栄に思います。

林さんへ

丁寧な編集で文章をよりよくしてくださりありがとうございました。ぜひいつか一緒にヨガのクラスに参加しましょう! そして、いつも締切ギリギリまで僕のイラストを受け入れてくださり、本当に感謝しています(今回も!)。

すべてのヨガの先生方へ

クラスに参加させていただきありがとうございました。皆さんの情熱のおかげで、僕自身もヨガの魅力をもっと多くの人に伝えたいと思うようになりました。

最後に、読者の皆さんへ

この旅にともに付き合ってくださり、本当にありがとうございました。まだ終わりではありません。これからもヨガと絵を続けていきます。またマットの上でお会いしましょう!

ナマステ!

先生のコメント

皆さまvol.50まで、ご愛読ありがとうございました! 今期のラストは、ヨガファッション。皆さんはどんな服装でヨガを練習していますか? 今ではさまざまなヨガウェアがありますが、最近はぴったり身体にフィットするトップス&レギンスがよく見られるように思います。

私自身は、頻繁に新調することはないのですが、買う時は、ぴったりよりゆったり。着心地が良く、一生使えるウェアや、環境に配慮できているもの、ヴィンテージものなどを選ぶようにしています。肌や身体に負担をかけない素材であることも大事。ファッションは、個性やマインドをうつす鏡でもありますよね。私は、動きやすくてヨガの邪魔にならない、型にはまらない自由な格好を好みます。

エイドリアン、井手さん、林さん、そして読者の皆さんへ

この機会をくださり、ありがとうございました。日頃のクラスではお伝えしきれない内容も、この場で文章を通じて紹介することができました。まだ過去回をご覧になっていない方も、よかったら今からでも見返してみてください。そしてヨガに少し興味が出た方、いつでも日曜朝9:00の〈Gyre表参道〉やイベントヨガでお会いできる機会を楽しみにしています。

時に真面目なヨガの説明も、エイドリアンの絵でおもしろ可笑しく柔らかくなり、感謝です。ヨガの経験がある方もない方も、現代ヨガの先入観が変わったり、何らかの気づきを得てくれていたなら、嬉しく思います。

一年あっという間でしたが、井手さん、林さん、編集部の優しいフォローもあり、わたしにとってもとても楽しい経験となりました。また近々、読者の皆さんにもお会いできることを楽しみにしています!

エイドリアン、ユキ先生と、編集部が連載を振り返ったPodcast「こぼればなし」も配信中!