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柚木沙弥郎の軌跡を辿り、生活の喜びを教わる。
夜の高尾山で、ヘッドランプを頼りに森を探索。
国内サッカーの頂上決戦を中継で目撃!
秋の蚤の市で、自分だけのお気に入りを見つける。
福祉とケアの視点から、自他をいたわるヒントを得る。
柚木沙弥郎の軌跡を辿り、生活の喜びを教わる。

あかるく、自由に、のびやかに。染色家・柚木沙弥郎の作品には、暮らしの中の喜びと、人間の生命力が満ちている。昨年惜しまれつつもこの世を去った柚木の仕事を辿る回顧展『柚木沙弥郎 永遠のいま』が、10月24日(金)から、東京オペラシティ アートギャラリーで開催中だ。本展では初公開の晩年作を含む約300点を展示。鮮やかな色とユーモラスなかたちに触れると、心の奥がふっとほぐれていく。生きること、つくることをまっすぐに楽しんだ101年の手仕事を感じてみては。
夜の高尾山で、ヘッドランプを頼りに森を探索。
〈モンベル〉南大沢店が主催する『トワイライトハイク 高尾山』は、東京の自然と夜景を同時に楽しめる特別な体験。山頂では日没の空を眺めながら休憩し、下山時にはヘッドランプの灯りを頼りに夜道を進む。街のざわめきが遠のき、森の匂いや虫の声が際立つ時間は唯一無二のひととき。運が良ければ、ムササビなどの野生動物に出会えることも。夜間登山は、身体を動かすだけでなく、感覚を研ぎ澄ますトレーニングの機会でもある。心と身体を静かに整える時間を、ヘッドランプの灯りとともに。
国内サッカーの頂上決戦を中継で目撃!
Jリーグ60クラブの頂点を決める『2025 JリーグYBCルヴァンカップ』決勝が、11月1日(土)13:05にキックオフ。決勝の舞台となる"聖地"国立競技場に立つのは、柏レイソルとサンフレッチェ広島。柏は若手とベテランが融合したチームワークで勝ち上がり、粘り強い守備からのカウンターが武器。一方の広島は、ハイプレスと高い攻撃力を武器に、王者奪還を狙う。両チームのスタイルがぶつかり合う決勝戦は、シーズン終盤にふさわしい激戦になること間違いなし。試合はフジテレビ系列で全国生中継。
秋の蚤の市で、自分だけのお気に入りを見つける。
古いものに触れると、時間の流れまでゆるやかになる。そんな癒しの空間が、11月1日(土)からの3日間、立川・昭和記念公園で開催される『東京蚤の市』だ。2012年に始まり、今では世界中の“古き良きもの”を愛する人々が集う秋の風物詩に。会場には、ヨーロッパのアンティークや、使い込むほどに味わいを増す器や道具、五感を刺激するフードやドリンクなどがずらりと並ぶ。お買い物に加え、ライブやワークショップ、お笑いまで楽しめる文化のテーマパークとして進化を続けている。過ぎゆく季節を感じながら、ものと人、そして自分のペースを取り戻す時間に。
福祉とケアの視点から、自他をいたわるヒントを得る。
新刊『福祉は誰のため?』(筑摩書房)と『介護未満の父に起きたこと』(新潮社)のW刊行を記念したトークイベントが、11月3日(月)下北沢・本屋B&Bで開催。「ケアするってどういうこと?」という誰もが直面するこの問いに、社会学者・竹端寛さんとコラムニスト・ジェーン・スーさんが向き合う内容だ。福祉の現場で語られるケアは、医療や制度の話にとどまらない。スーさんが描いた父との時間には、誰かの心に寄り添う力、そして自分自身を大切にする気づきがある。竹端さんはそれを「究極の権利擁護」と評した。他者を支えることと、自分を労わること。そのあわいを考える時間は、心のウェルビーイングにもつながるはず。あいにく、店舗参加のチケットは完売。オンラインで事前に参加予約しよう。