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一椀で野菜のビタミンやミネラル、食物繊維を丸ごと摂れる味噌汁はベジ活に最適。タンパク質を加えれば、カラダづくりにも役立ち一石二鳥。おまけに、発酵食品の味噌も摂れ、腸活効果も期待できる“神味噌汁”を、鍛えるシェフたちが提案! 今回は〈ビストロ エムキューブ〉代表、宮之原充さん考案の洋風ミソスープのレシピをご紹介。
宮之原充さん
〈ビストロ エムキューブ〉代表。数々のスポーツを経験し、いまも筋トレを欠かさない。2007年から横浜に店を構える。素材を活かしたフレンチと、ジャンルを超えた創作メニューが人気。
〈ビストロ エムキューブ〉の宮之原充さんが今回紹介するのは、味噌を隠し味に、スープの旨味をアップさせた洋風ミソスープのレシピ。
「洋に味噌を使うと和洋折衷なおいしさが生まれるうえ、発酵食品の複雑な旨みで味により深みが」(宮之原さん)
ポトフ、ブイヤベース、ポタージュ、ラタトゥイユなど、フレンチをベースにした創作ミソスープ、ぜひ試そう。
味噌×アボカドの優しい味わい
カロリー159kcal タンパク質4.7g 糖質10.9g 脂質9.7g
コンソメ味のポトフ風スープに味噌が加わると優しい味。「具のアボカドもポイント。口当たりがまったり、クリーミーに」(宮之原さん)。
野菜が種類豊富に摂れますね。抗酸化作用が強力でビタミンE豊富なアボカドを加えたのも○。運動後のカラダの酸化を防いでくれる効果も期待できますね。(管理栄養士・河村玲子さん)
魚介の旨みが白味噌とマッチ
カロリー322kcal タンパク質15.9g 糖質8.7g 脂質17.0g
冷凍の魚介ミックス&サバ缶のみで濃厚な旨みが。「味噌は甘口の白味噌を使用。魚介のダシと白ワインの酸味に絶妙に合います」(宮之原さん)。
タンパク源の魚介ミックス、カラダにいい油・オメガ3と筋肉合成を促すビタミンD豊富なサバと、栄養抜群。野菜はどれも緑黄色野菜で抗酸化作用が高いです。(管理栄養士・河村玲子さん)
食物繊維豊富で腸内が整う
カロリー262kcal タンパク質14.7g 糖質24.0g 脂質9.7g
「すりおろした根菜ときのこに、豆乳とチーズ、白味噌を加えてとろみのあるポタージュ味噌汁に。冷やして飲むのもおすすめ」(宮之原さん)。
根菜、きのこ、豆と、食物繊維豊富な具が勢揃いで、腸活にgoodなスープ。いろいろな種類から摂れるのもいいです。豆乳とチーズでカルシウムがONされるのもうれしいですね。(管理栄養士・河村玲子さん)
トマトたっぷり抗酸化スープに変身
カロリー203kcal タンパク質8.3g 糖質10.7g 脂質12.8g
トマト味のラタトゥイユも、味噌を加えてスープ仕立てにするとご飯に合う味に。「野菜は煮崩さず、軽く煮込むだけでOK」(宮之原さん)。
トマト(缶詰やジュースタイプも)は抗酸化作用の強いリコピンが豊富。熱に強いうえ、今回のように油と一緒に加熱するとカラダへの吸収率もUPします。(管理栄養士・河村玲子さん)
取材・文/小沢緑子 撮影/大嶋千尋 スタイリスト/矢口紀子 栄養計算&監修/河村玲子
初出『Tarzan』No.863・2023年8月24日発売