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一椀で野菜のビタミンやミネラル、食物繊維を丸ごと摂れる味噌汁はベジ活に最適。タンパク質を加えれば、カラダづくりにも役立ち一石二鳥。おまけに、発酵食品の味噌も摂れて、腸活効果も期待できる“神味噌汁”を、鍛えるシェフたちが提案!今回は〈凧 HANARE〉〈凧本店〉オーナーシェフ、高橋善郎さん考案の「超簡単おかず味噌汁」のレシピをご紹介。
野菜のビタミンやミネラル、食物繊維を丸ごと摂れる味噌汁。タンパク質もたっぷり加えれば、野菜不足解消のためのベジ活はもちろん、日々のカラダ作りにもってこいの“高タンパク・ベジ活味噌汁 ”の完成だ。
また、野菜の食物繊維に加え、発酵食品である味噌で、効率的な“腸活”も。味噌に含まれる麴菌、乳酸菌などは腸内の善玉菌のエサとなり、免疫細胞を活性化させるうえ、発酵の力で味噌の大豆タンパクが吸収されやすい形に分解されているのも利点。
今回は、自らもカラダを鍛える〈凧 HANARE〉〈凧本店〉オーナーシェフ、高橋善郎さん考案の超簡単おかず味噌汁のレシピをご紹介。
高橋善郎さん
〈凧 HANARE〉〈凧本店〉オーナーシェフ。料理研究家で、トライアスリートとしても活躍。2018年のトライアスロン国内大会で年代別優勝、18年と19年の世界選手権でエイジグループ日本代表として出場。
「味噌汁はダシをとるのが手間ですが、今はおいしい味噌が多いので、野菜+タンパク源の具を合わせれば旨みも出て、ダシなし味噌のみで十分。具は一椀で満足&エネルギー源になる組み合わせにしています」(和食店〈凧 HANARE〉の高橋善郎さん)
まずは、基本の味噌汁を味わおう
基本の味噌汁には野菜とタンパク質をたっぷり。「鶏肉は先に煮てダシ代わりに。旨みも満足感も十分です」(高橋さん)。
鶏肉でタンパク質、小松菜でβ-カロテンやビタミンC、カルシウム、舞茸でビタミンD。この一椀で骨や筋肉の合成に必要な栄養素が摂れますね。(管理栄養士・河村玲子さん)
喉越しのよさが食欲をそそる
「本場の冷や汁は焼き魚を使いますが、今回は手軽にサラダチキンで。ナスは電子レンジで加熱すれば火を使わなくても柔らかく仕上がります」(高橋さん)。
鶏肉でタンパク質をしっかり補給しつつ、ナスとキュウリ、喉越しのよい豆腐と、食感の違いが楽しい一品。食欲がないときも頼れますね。(管理栄養士・河村玲子さん)
スタミナをつけたいときに
豚しゃぶ肉×トマト×大根おろしの組み合わせでさっぱりと食べれる一品。「トマトと大根は煮すぎない。サッと温める程度がおいしく仕上げるコツ」(高橋さん)。
ビタミンB群が多い豚肉は疲労回復に吉。トマトと大根おろしの具も○。トマトには強力な抗酸化作用があるリコピン、大根にはビタミンCが豊富です。(管理栄養士・河村玲子さん)
種類豊富な魚介&野菜を一椀で
市販のシーフード&野菜ミックスで手軽に作れるのに、豪華でお腹も満足。「魚介と野菜がなじむようにあんかけ風に。ご飯にかけてもおいしいです」(高橋さん)。
シーフードミックスは一度にいろいろな魚介のタンパク質と旨みも摂れる優れもの。野菜ミックスも、できるだけたくさんの種類が摂れるものを選ぶのがおすすめ。(管理栄養士・河村玲子さん)
トレーニング前にも最適
オクラ、ミョウガ、タンパク増しのツナにそうめんもプラス。「糖質もチャージできるので、運動前など一椀で素早くエネルギーを補いたいときにも」(高橋さん)。
タンパク質も糖質も適度な量。さらにそうめんは消化がいいので、トレーニングの1時間ほど前や補食にも最適。オクラは発酵性食物繊維が豊富で、腸活に役立ちます。(管理栄養士・河村玲子さん)
取材・文/小沢緑子 撮影/大嶋千尋 スタイリスト/矢口紀子 栄養計算&監修/河村玲子
初出『Tarzan』No.863・2023年8月24日発売