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悩みを抱えた脚には、強めに刺激すると周辺まで響く痛みを発する場所が必ずあるはず。それが「トリガーポイント」。麺棒(または食品ラップの芯)などを活用し、トリガーポイントを集中的にマッサージすると、脚の痛みやだるさが軽くなる。今回は坐骨神経痛などによる腿裏、ふくらはぎの痛みに効くケア方法を紹介。
川口陽海さん
かわぐち・はるみ/腰痛トレーニング研究所/さくら治療院院長。鍼灸師。トリガーポイントマッサージと体幹トレの組み合わせで、長年苦しんだ自らの腰痛を治し、その経験を踏まえた施術を行っている。
坐骨神経痛などでお尻から脚の裏側に痛みが走るなら、太腿後ろ側のハムストリングスと、ふくらはぎの後ろ側にある下腿三頭筋がターゲット。
麺棒や食品ラップの芯を当てたりしながらマッサージする。痛みが広がるトリガーポイントを探し、1〜2分を目安に続けよう。
椅子に坐り、痛みを感じる側の太腿後ろ側のハムストリングスに、テニスボールを当てる。力を抜いて脚の重みをじんわりかける。
ゆっくり膝を屈伸しながら、痛みが周辺に広がるトリガーポイントを探す。太腿は広いので、お尻から膝まで何か所か場所を変えながら。
椅子に坐り、痛みを感じる側の爪先を、反対側の太腿に乗せる。両手でふくらはぎの膨らみを持ち、つまんだり離したりを繰り返しながら、膝下からふくらはぎの中央くらいまでの間でマッサージ。
余裕があれば、ふくらはぎ中央から足首まで、ヒラメ筋もマッサージ。
取材・文/井上健二 撮影/マルコ・ペルボニ スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/村田真弓 マッサージ監修/川口陽海(腰痛トレーニング研究所代表、鍼灸師)
初出『Tarzan』No.845・2022年11月2日発売