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腸活女王・加治ひとみさんが大事にしている“げんきなみかく”とは?

加治ひとみさん

加治ひとみ(かじ・ひとみ)/アーティスト、モデル。1987年生まれ。26歳で東京ガールズオーディションアーティスト部門グランプリを受賞。28歳で歌手デビュー。12年前からピラティスと腸活でつくった「かぢボディ」は、女性の憧れの的となり、モデルとしても活躍。美腸プランナー、ナチュラルフード・コーディネーターの資格を持つ。撮影:大嶋千尋

加治ひとみさんが、自律神経の名医・小林弘幸医師と共著を発売。腸にいいことは、すなわち自律神経を整えることにもつながっていたという。本書でも紹介されている、加治さんが大事にする“かぢ習慣”の一端をお届けする。

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腸にいい習慣は自律神経も整える

加治ひとみさん

撮影:大嶋千尋

ここ数年の腸活ブームを牽引し、“腸活女王”とも呼ばれるモデルの加治ひとみさんが、自律神経の名医・小林弘幸医師との共著『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』(扶桑社)を12月2日に上梓した。

以前から『ターザン』で腸活へのこだわりを発信したり、自らの生活習慣を紹介している加治さん。本書は長年腸活を学び、思考を巡らせてきた彼女の考えと、生活習慣がギュッと詰まった一冊となっている。

「この本は私が10年以上やってきたことのすべてを公開するつもりで作ったので、まるでクローゼットの中身を全部見られているような気分です(笑)。小林先生はよく『ターザン』でも記事の監修をなさっていますが、以前対談させていただいたり、小林先生の奥様のクリニックに伺ったご縁があって、共著を出させて頂くことになりました。

私は自分が常に気持ちいいと感じるために、12年かけて腸にいい習慣を追い求めてきたのですが、小林先生とお話させて頂くと、それは先生が言うところの〝自律神経が整う生活習慣〟そのものであることがわかってきました。

私が試行錯誤しながらやってきたことに先生のお墨付きを頂いたみたいで嬉しかったし、本には私がおすすめしたい習慣と、それについての先生の解説が書かれているので、より説得力の増す一冊になっていると思います」(加治ひとみさん)

若い頃はカラダのために何もしてなかった

加治ひとみさん

撮影:大嶋千尋

3年後、どんな自分に会いたい?

これは冒頭に記された彼女の手書き文字である。

もしあなたが自分のカラダと心を変えたいと思っていたら、3年後という少し先の未来に向けて何から始めればいいのか。このさりげない書き文字に、そのための背中を押してくれる加治さんなりのエールが込められているように感じるのだ。

「未来ってすごく見え辛いじゃないですか。でも3年後となると、近くもないしそう遠くもない。少し先の自分の姿をいろいろと想像しながら、できることを一つ一つ積み重ねていくきっかけになればいいなと思い、本の冒頭にあえて書かせていただいたんです。

私自身、若い頃はカラダのためにしていることなんて何もなかった。いつも自信がなくて、他人と比べては落ち込んで…。そんな自分を変えるためにとりあえず動いてみよう!と23歳の時にピラティスを始めたのがすべての始まりでした」

心の不調も「カラダから整える」が近道

加治ひとみさん

撮影:大嶋千尋

「心・技・体」という言葉がある。「揺らがない心」と「磨かれた技」、「健康なカラダ」がすべて整ってこそ、最高のパフォーマンスが可能になるという意味を持つ言葉だが、本書において小林先生は「体・技・心」を説いている。曰く、フィジカルが整ってこそ心が揺らがなくなるのであり、メンタルの不調もカラダから整えるのが近道である、と。

「その先生の考えを聞いた時に“それだ!”とすごく腑に落ちたんです。心や気持ちという漠然としたものを変えるのは難しいけど、カラダを動かした後って単純にメンタルがすっきりするじゃないですか。だから何でもいいから、まずはカラダを動かすのが大事なんだなって。

私もピラティスで定期的に運動するようになったことで食に興味を持ち、カラダにいい習慣を少しづつ積み重ねていって、それまでのモヤモヤが次第に消えていった経験があるので、そのあたりも書かせていただきました。運動という言葉には“運を動かす”って意味もあるんですよね」

加治さんが大事にしている“げんきなみかく”

げんきなみかく

いい食事が乱れがちな腸内環境を良くし、さらにはそのことが自律神経のバランスを整え、カラダと心をどんどん健康にしていく。加治さんは日々口にするものを考えた結果、「お腹が空いた時に食べる」というシンプルな食事法に辿り着いた。

さらには毎朝白湯を飲んで腸の動きを活発にしたり、食物繊維と発酵食品中心の食生活を実践するようになる。そんな彼女の腸活へのこだわりも余すところなく書かれている。

「本を書くにあたって、私の食生活を皆さんにキャッチーに伝える方法はないかと思って“げんきなみかく”という言葉を知人との会話の中で思いついたんです。私が大事にしている食材の玄米きのこ類納豆味噌海藻類果物の頭文字をとったもので、それらのスタメン食材を使ったレシピも載せています」

ひとつから始めるのも、もちろんOK

「皆さんの中にはもしかしたら、忙しい中でこんなにたくさんのことできないよ、と思われる方がいるかもしれません。もちろん全てを実践する必要はなく、とりあえず起き抜けに白湯を飲んでみるとか、休日に少し早起きして日差しを浴びて散歩するとか、ひとつできることを始めてみるだけで全然いいと思うんです。

仕事中、ふと気が付いたときにに〈一瞬で姿勢を正す方法〉を試してみるのもいいし、入浴後にテレビを見ながら〈腸ストレッチ〉を30秒間やるだけでもOK」

一瞬で姿勢を正す方法/腕を下ろした時に正面を向く手の甲を返して、背すじを伸ばし、手の小指に力を入れる。そうすると胸が開いて呼吸もしやすくなる。『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』P.63より 撮影:鈴木大喜

腸ストレッチ

腸ストレッチ/仰向けになって膝を立て、腰を浮かせて30秒ほどキープ。『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』P.69より 撮影:鈴木大喜

「私も最初からすべてできていた訳じゃなくて、これなら毎日できるな、という習慣が少しづつ増えていっただけ。ただ、時間をかけてでも今の自分を変えたい気持ちだけは常に持ち続けていた。“かぢ習慣”はそうやって身についていったものなんです」

腸活習慣はブームではなく普遍的なもの

しっかりカラダを動かすと、カラダの中に入れる物を変えたくなる。そのことがカラダとメンタルにどんどん良い循環を生んでいくし、一度そうした身体感覚を知ってしまえば変に周りに流されることも減る。

昨今は腸活ブームゆえ、本書もそうした流行りのムーブメントのひとつに捉える人がいるかもしれないが、加治さんの考え方はもっと普遍的なものだ。

「私の腸活習慣は特に新しいものではなく、古くからカラダにいいとされている事だったり、それを少しアレンジしたにすぎません。だから女性だけではなく、男性の皆さんにも“かぢ習慣”やその考え方は是非取り入れてほしいなって。

毎朝ラジオ体操するのでもいいし、仕事の行き帰りにひと駅余計に歩いてみたり、本の中で小林先生が書かれている帰宅ルーティンをやってみるのもいいかもしれませんね。最初は本当に何でもいいので、カラダを動かす習慣をひとつ始めるだけで自分は変えられる。

この本をそのきっかけにして貰えれば一番ありがたいです」

INFORMATION

加治ひとみさん

  • 『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』
  • 加治ひとみ/小林弘幸 著
  • 扶桑社刊 1,870円

取材・文/黒田創 撮影/大嶋千尋

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