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美BODYの秘訣は腸活食材+糖質の黄金比。タレント・加治ひとみの“適量糖質”

加治ひとみ(かじ・ひとみ)/1987年生まれ。そのヘルシーボディが奇跡のアラサーとして人気を呼び、男性誌グラビアから女性誌まで多くの誌面を飾る。昨年ビューティーブック『かぢボディ。』(光文社)を上梓。

人は糖質なくしては生きていけない。とはいえ、何も考えずに好き放題摂り続けるのはコンディションやパフォーマンスを下げるだけ。各界のトップランナーたちはどんな糖質の摂り方をしているのだろうか? 今回はタレントの加治ひとみさんにインタビュー。

糖質は制限せず管理するのが大事!

スリムで健康的な「かぢボディ」が注目を集めている加治ひとみさん。トレーニング歴は8年、さらに長年続けているのが「腸活」と呼ぶ食生活。女性モデルの食事というと糖質オフや糖質抜きを想像してしまうが、彼女は「糖質はある程度摂らないと絶対ダメ」と言い切る。

「以前はいろんなダイエット方法を試していて、もちろん糖質制限も経験済み。でも糖質を抜くと痩せる代わりに自律神経が乱れたり、代謝が悪くなって肌のツヤが悪くなったり、またカラダが冷えやすくなるなどデメリットの方が多くて。

そうした過去の失敗から、常に腸の動きを良くして、カラダの巡りをスムーズにするには“ある程度の”糖質は絶対必要で、制限ではなく“管理”することが大事だと気づきました」

行き着いたのが朝昼か昼夜など、バランスを考えて糖質を摂る食事法。

食事の一例:

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加治ひとみ(かじ・ひとみ)
うどんにはきのこと野菜の麴漬けに納豆を合わせたものを乗せる。

加治ひとみ(かじ・ひとみ)
肉料理の場合は単体で食べるのが基本。これは鶏肉とアスパラガス、シメジのソテーにスープを添えたもの。

加治ひとみ(かじ・ひとみ)
お鍋の具には牡蠣や野菜、キムチがたっぷり。旨味が詰まった残り汁にご飯を入れればおいしいおじやの完成。

「ボディラインと肌のツヤ、健康を維持するにはこれがベスト。私はそばやうどんが大好きなのですが、単体で食べるのではなく、きのこや野菜を炒めて麴に漬けておいたのを乗せるなど、“炭水化物に何を組み合わせて食べるか”を意識しています。以来腸の調子も改善しました」

もちろんお肉をたっぷり食べたい日もあるが、その際はご飯や麺類を控えるし、トーストを食べるときは豆乳で作ったホイップを合わせる。これも加治さんの腸活の一環。

加治ひとみ(かじ・ひとみ)

たまにたっぷり食べたら、翌日の炭水化物は最小限にして節制します。食べてはいけない食べ物なんて絶対ないと思っていて、その中からいかにチョイスするかがポイント。糖質は決して悪者じゃなく、カラダにいい摂り方をすれば大丈夫!」

取材・文/黒田 創 撮影/大嶋千尋 スタイリスト/小川未久 ヘア&メイク/川村友子

初出『Tarzan』No.804・2021年2月10日発売

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