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“スリップインするだけ™”じゃない!《スケッチャーズ スリップ・インズ》快適学。
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仕事柄、不規則でカラダも乱れがちなのだろうなと、お会いしてみれば、立ち居振る舞いが美しい。その秘訣は腸にあり? フリーアナウンサーの新井恵理那さんも効果を実感する、腸活メソッド。(雑誌『ターザン』No.817〈2021年8月26日発売号〉より全文掲載)
Yumicoさん
1977年生まれ。〈YumiCoreBody〉代表。整体やピラティス、インナートレーニングを基にした「YumiCoreBodyメソッド」を考案。『くびれ母ちゃんの出せるカラダ』など著書多数。オンラインレッスンも実施。
腸活と聞いて食事改善を浮かべる人は少なくないはずだが、それだけでは不十分。不要物をつど出し切れる、そんな腸に整えることが大切。
「昨今、多くの人に猫背などの姿勢の乱れが見られます。悪姿勢がクセになれば内臓全体が下垂し、腸が押し潰されてしまうと消化・吸収・排便のサイクルが崩れてしまいます」
とはYumico先生。悪姿勢で固まりやすいパーツをほぐして姿勢を正し、腸を本来の位置に戻して血流を促す。また腸を支える骨盤底筋などのインナーマッスルを動かすことで腸をマッサージして、蠕動運動を促進させる。これが今回新井さんが行うエクササイズ「YumiCoreBodyメソッド」の狙いだ。
「深い呼吸を意識しつつ実践すれば自律神経が整い、腸の動きがより活発に。起床直後の習慣にして朝一番に腸のスイッチを入れましょう」
「YumiCoreBodyメソッド」(以下ユミコア)はカラダの使い方や呼吸が肝心で、実は見た目以上にハード。それにもかかわらず、全メソッドに“えりーなスマイル”全開で挑んだ新井恵理那さん。
「全身がプルプル震えてきました」「あ、カラダがもげそうです(!?)」と終始“体当たりレポート”してくれた彼女に、改めて今回のエクササイズの感想を尋ねてみよう。
「汗がすごく出たし、全身くまなく伸びました! フィットネス系の撮影は初めてで、オファーを受けた時は、ありがたくも“私でいいのかな?”とどきどき。でも実は1年近く前から“ユミコア”のオンライントレーニングに取り組んでいて、もちろん、腸もトラブル知らずです」
もともと運動不足解消と健康維持のため「ユミコア」を始めたそう。
「幼少期から、私の生活リズムは本当に不規則で毎週時差ボケ状態(苦笑)。また“猫背になってるよ”と親からもよく注意されていて、姿勢の乱れによる体型の崩れが長年の悩みでした。
でも“ユミコア”を始めて関節可動域が拡がると同時に体幹部の筋力が強化されたからか、背すじが伸びた正しい姿勢を保ちやすくなりました。またお腹が詰まったような感覚が解消されてからは、お通じのリズムも整い、カラダがシンプルになったような気分です。
傍目にも美しく映る姿勢でいることが腸や体調全般にもプラスになる。いいことって連鎖するんだなあと思います」
インナーマッスルを使う意識的な呼吸も習慣になった。また仕事終わりの家での過ごし方にも変化が。
「入浴後、香りのいいボディクリームを塗ったらふんどしを着用。寝る時はふんどしにしているんです! 鼠蹊部の締め付けがなく、お腹まわりの血流がよくなるような。私には欠かせないアイテムです」
食事でも無理のない範囲で腸活。
「もともと高カロリーなものが大好きで、好物の手羽先を食べる時はお酒も欲しくなっちゃう(笑)。それに、お仕事の日はなかなか自炊できず、茶色一色の弁当が基本に…。
だからこそ、普段の食事は栄養バランスのいい献立を心がけています。また食物繊維の“ちょい足し”も習慣。おからパウダーがとても便利で、サラダや炒め物、納豆キムチなどどんな料理にもなじみます。
あとは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維を含んだバオバブのパウダーと整腸作用が期待できるカカオニブをかけた果物入りのヨーグルトも定番。ちょい足しなら簡単ですし、腸には有意義だと信じて続けています」
腸にいいことをできることからコツコツ。これぞ新井さん流の腸活。
「食事で腸が喜ぶ栄養を摂り“ユミコア”で腸を健やかに整える。筋肉と同様、腸も努力すれば“鍛えられる”って嬉しい。私も頑張ります!」
取材・文/門上奈央 撮影/前康輔 スタイリスト/伊藤信子 ヘア&メイク/かんだゆうこ エクササイズ監修/Yumico
初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売