- 鍛える
フィットネスの習慣化を助ける新感覚ライト《ライフコンディショニングシリーズ》を体験
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便秘、下痢、お腹の不快感…。腸の不調の改善には、運動が効果的。習慣化したいが、黙々と腸のためだけにトレーニングするのはハードルが高い。そこで一石二“腸”トレ。今回は「腸トレ×腹を割る」のメソッド!
おぜきとしあきさん
パーソナルトレーナー。〈Shapes〉代表取締役。2万人以上のボディメイクを指導。女性トレーナーによる女性専用パーソナルトレーニングジム〈ShapesGirl〉を運営。
憧れの6パックを目指しながら、腸の調子を整えられる夢のようなトレーニング。さまざまな方法で腹筋にアプローチしながら、腸の周辺も刺激する。もちろん、これだけカラダを動かせば、全身の血流は促進される。
各種目間のレスト(休憩)は10秒で繫ぎ、サーキット形式で2セット行う。慣れるまではゆっくりで構わないが、脂肪を燃やし、カラダを十分に絞って6パックを誇示したいなら、徐々にスピードアップしていこう。
スピードを上げてHIIT的に取り組めば、脂肪燃焼効果が高まり、目標達成が近づくはずだ。腸トレ×腹割りサーキットトレーニングで、内側も外側もパーフェクトなお腹を手に入れよう。
「全身の血流の改善、腸の周辺の筋肉と神経への刺激、蠕動運動をサポートする腹まわりの筋肉の強化。この3つをバランスよく行うのがポイントです」と、おぜきトレーナー。
血流の悪さやカラダの冷えは、腸の働きを鈍くする大きな要因。下半身の筋肉を動かし、全身の血流を促進する必要がある。
振動などによる腸の周辺への刺激は、眠っていた筋肉や神経を目覚めさせる。刺激によりスイッチが入ると、消化吸収がスムーズに。さらに、腸の働きに関係する自律神経の乱れが整う効果もある。
蠕動運動には、腹直筋、腹横筋、腹斜筋といった腹まわりの筋肉も関係している。これらを鍛えることは、腸の不調改善にも繫がるのだ。
取材・文/神津文人 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修/おぜきとしあき
初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売