思春期の第二次性徴への影響だけでなく、成人男女の性行動・性機能に関わるホルモン、テストステロン。筋肉の細胞に働きかけてタンパク質を合成を促す効果も知られている。
テストステロンを分泌すること自体が筋肥大をもたらすが、このホルモンをたくさん出すには過度に負荷をかけない程度の筋トレが効果的。
「テストステロンはカラダの大きな筋肉を鍛えることで分泌されます。言うなれば尻、ハムストリングスを中心とした下肢と背中。部位はここだけに絞って、軽めの負荷でエクササイズを行えばばっちりです」と言うのは、千葉西総合病院泌尿器科部長の久末伸一先生。
それに応えてメニューを考えたのは、菅原順二トレーナー。
「高負荷ではないので、回数は20〜30回と多めに。左右やる場合は各々でその回数を行います。あとは、せっかくなのでペアトレーニングも。互いにいいホルモンが出るように支え合いましょう!」
背中のトレーニング。
ビッグサイズの広背筋を中心に。 肩甲骨をしっかり動かせば、刺激が入りホルモン分泌もいい感じに。
リバースフライ
1/20
ラットプル
1/20
ワンハンドロウイング
1/20
下肢のトレーニング。
臀筋にハムストリングス。 この二大巨頭を攻めさえすれば、 テストステロンはもはや噴出寸前だ。
ゴブレット
1/20
ブルガリアンスクワット
1/20
チューブ外転トレーニング
1/20
チューブハムトレーニング
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