ピラティスでカラダを正く使う!
前回は自体重トレーニングに取り組んだわちち。今回はピラティスの専門家でもある菅原順二トレーナーから、その手ほどきを受けることに。
「自体重トレーニングでは各エクササイズでどの部位に確実に効かせるか、そのためにより正しい形で行うことを重視しました。ピラティスはそのあたりをさらに深めるのが目的。筋トレのように特定部位を鍛えるエクササイズと異なり、ピラティスは全身のつながりを常に意識し、連動して動く必要がある。カラダをより丁寧に動かすことで普段の動きの癖を修正でき、全身を美しくボディメイクすることにつながるんです」
ピラティスの動作自体はパッと見、派手さはない。しかしその特有の動きがカラダの深い部分にあるインナーマッスルにアプローチ。ひいては腹、背中、尻にきれいな筋肉がつき始めるのだとか。
「ピラティスの肝となるのは呼吸。動作の途中でも常にゆっくり深呼吸できていると、自然と力が抜けて余計な負荷もかかりません。もうひとつ大事なのはカラダの軸となる背骨の存在を意識すること。最初のうちはイメージしづらいですが、背骨をコントロールできることはカラダを正しく使うための第一歩です」
わちち自身は好きな動きのようだ。
「ピラティスって肩のまわりや脚の付け根など、関節といろんな筋肉を連動させるんですね。その意味では昔やっていた水泳に少し通じる部分も。特に大きく脚を上げる動きとかは得意かも! 初めてだけど意外とキレイですよね!?」
ピラティストレのプログラム。
今回のトレーニング全4種目はこちら。
- カラダの前後や股関節まわり、肩まわりの筋肉を総動員!(左右5回×3セット)
- 胸椎の伸展と屈曲、背骨全体の屈曲を意識(10回×3セット)
- この姿勢で脚を動かすと、お尻にジワジワくるんです(各10回×3セット)
- 勢いをつけず、ゆっくり動かすことで効果がUP(10回)