ヨガと気づき|vol.44

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン

ヨガクラスに行ってみたら、想像以上にスペースが狭かったということが時々あります。特に初心者の頃は、両隣や真正面に人がいると、動きづらく感じたものです。

でも今では、そんなシーンに遭遇したら、少し位置をずらして斜めに立つようにしています。そうすれば、身体を倒したときに自分の足の間のスペースを確保しやすくなるので、余裕を持ってポーズに入れます。

初めの頃はこれに気付けず、何度も失敗したことがありました。

先生のコメント

その通りですね。ポーズを取るなら、広いスペースがあるところでのプラクティスが集中できて理想的。ですが、どうしても部屋が狭い場合もあります。そんな時は、前後や隣のマットをくっつけてやってもよいでしょう!ジグザグな位置に立てば、そんなにぶつかりません。

それに、プラクティスが当たり前になれば、お隣さんと多少手足があたったとしても、そこまで気にならないようになります。

ヨガはサンスクリット語で「Yuj」と書きます。これは日本語で「繋ぐ・結ぶ」という意味。それは生きとし生けるもの全てに対する言葉でもあります。ポーズの妨げにならないのなら、隣の人と仲良く手を繋いでくれても良いくらいです!