
目次
ボディスプレー|清涼感と香りでリフレッシュ!
冷却系スプレーは、大きく分けると服に吹きかけるものと肌に直接吹きかけるものの2種類。より冷たさを感じたいなら、気化熱によって肌表面の熱を奪う後者のボディミストがおすすめ。さらにコスメブランドのものなら香りでリフレッシュもできるから、夏は毎日持ち歩きたい!
左:《アイスミント ボディミスト》|持ち運びに便利な夏の救世主。
《アイスミント》シリーズは毎夏完売になる人気商品。ミストは、レモンやライムなど、柑橘の香りとともにメントールの冷感を味わえる。携帯に便利なミニサイズ。1,980円。WEBサイト
右:《ミントリープ クール ボディスプレー》|きめ細かいミストで氷点下のクール感。
夏季限定で発売されるボディスプレーは、メントールの清涼感と保湿成分に加え、パウダーが皮脂と汗を吸着するため、べたつきを抑えてくれる。1,430円。WEBサイト
アイススラリー|カラダを内側からトロッと冷やす。
スラリーとは、細かい氷の粒が液体に分散した状態。どろっとした粥状で流動性が高いことから、通常の氷よりもカラダの内部を効率よく冷やすといわれている。活動の前に飲み深部体温を下げる「プレクーリング」に役立つため、新しい熱中症対策グッズとして注目されている。
左:《リポビタン アイススラリー Sports》|運動時に必要なビタミン配合。
クエン酸480mg、ビタミンB1・B2・B6に加え、汗で失われやすい塩分を摂取できるアイススラリー。ハニーレモン風味など3つの風味から選べる。オープン価格。WEBサイト
右:《ポカリスエット アイススラリー》|凍らせて飲む次世代ポカリ。
《ポカリスエット》独自の電解質バランスはそのままにカラダを芯から冷やす。作業時に高温になる工場でも採用。全豪オープンテニスで飲用する選手もいたとか。220円。WEBサイト
《アイススラリーメーカー》|注いで5〜7分、混ぜるだけで完成!
〈ライフオンプロダクツ〉が今年発売したアイススラリーメーカー。冷やした本体に好きなジュースを注いで混ぜるだけでアイススラリーが楽しめる。各1,320円。WEBサイト
アウトドアグッズ|屋外で活躍する注目商品6選。
登山に野営にサイクリングと、アウトドアの趣味を持つライター・石井が〈ハンズ新宿店〉に直撃!WEBサイト
《PCMハットピロー》|頭部の熱をクールダウン。
ヘルメットや帽子の下に入れることで、頭のオーバーヒートを防いでくれる一品。約15分冷水に浸けておくと再び凍結するので、出先でも簡単に再利用できる。1,870円。
《ウルトラライトハット》|太陽光80%減、テックな遮熱帽子。
アルミ製の遮熱素材ダイオミラーにより、炎天下でも帽子内の温度を10℃下げてくれるすぐれもの。一般的な遮熱帽子よりも涼しさを実感できる。3,960円。
《氷撃α冷感アームカバー》|汗と風で驚きの冷感が持続!
独自の冷感プリントが水分に反応することで冷感を発生。さらに、吸熱特性で汗を吸うと生地温度が低下するなど、8つの機能を持った冷感アームカバー。4,180円。
《スマ冷えPremium》|貼って剝がせるスマホ冷却シート。
GPS使用時など、スマホの発熱対策として導入したい冷却シート。シート内部のマイクロカプセルが液化することで熱を吸収・拡散。約−8.2℃を実現する。1,980円。
《薄荷のアミノ酸入浴料》|帰宅後の風呂に清涼感をプラス。
汗や皮脂汚れをしっかり落とし、さらに肌を滑らかにしてくれる重曹ベースの入浴剤。ハッカ由来のメントールにより、風呂上がりまでひんやり感が持続する。297円。
《ペンギンのきもち》|大判で使いやすい氷冷タオル。
使い捨てのひんやりタオルが昨今トレンドのなか、大判&ストロングな冷感で人気。アクティビティで汚れたカラダを拭くのにも安心感のある大きさ。5枚入り660円。
ウェアラブルクーラー|ファン付きベストなど今年も大本命。
いまやアパレルブランドが取り入れるほど一般化しつつあるファン付きベストを筆頭に、日本の暑い夏を乗り切るための頼もしい相棒として一定の地位を確立しているウェアラブルクーラー。各種メーカーが開発に力を入れ、その進化も目覚ましい。まさに、冷却グッズの大本命だ。
《COOL SHADER アクティブベスト》|長時間のスポーツもこれ一枚で安心。
水に濡らしたら絞って振るだけで気化熱による肌温度−15℃を実現。アームホールが大きなフロントオープンタイプのベストだから運動中も動きやすい。4,499円。WEBサイト
《マッスルスーツCOOL VEST》|気化熱+局所冷却ダブルで冷やす。
熱を吸い取る首元のペルチェ素子+ファンによる気化熱で冷却を促進する〈マッスルスーツ〉の冷却ベスト。ファンは脇腹に配し、運転時などの着席シーンに対応。29,700円。WEBサイト
《REON POCKET PRO》|あの着るクーラーが大幅進化。
独自開発のペルチェ素子による冷却に定評ありの着るクーラー。冷却面積と吸熱性能が従来比約2倍に進化し、駆動時間も増した。27,500円。WEBサイト
PCM|NASA開発の素材にも変化の兆し。
PCM(Phase Change Materials)とは、約22〜28℃の環境下で自然と凍り、外に持ち出してもひんやり感が持続する画期的な素材。夏の定番となって久しいが、近年は製品にも変化が。極端に太いものが発売されたり、首以外への活用も進んだりと、個性豊かな製品も揃う。
〈SUO〉256ICECOOL Ruckプラス|蒸れる背中の救世主。
環境に優しいPCMグッズを専門とする〈SUO〉のリュック用パッド。昨年から比べて内容量を約60%も増量することにより、持続時間が大きく増加した。6,050円。WEBサイト
《ICY SHERBET SHOULDER BLUE》|服の中に装着! バレずにひんやり。
首に巻くのではなく、肩に乗せるように服の下に着用。肩甲骨までしっかりカバーしてくれる。首の苦しさや見た目を気にしていた人にもおすすめしたい一品。2,970円。WEBサイト
《ネックリングプラス》|大きな接触面積で涼しさをより体感!
従来品より約1.5倍太い形状を採用し、接触面を広げることで冷感の向上と持続時間の改善を実現した幅広のネックリング。36℃の環境下でも、28℃を3時間キープできる。3,828円。WEBサイト
通勤グッズ|会社への行き帰りが快適になる5選。
真夏の通勤がとにかく苦手だという編集・根上。一歩家を出た瞬間から違いを感じられるひんやり通勤アイテムを〈ハンズ新宿店〉で見つけてきた。WEBサイト
《ひんやりシャツシャワー》ストロング レベルGOD|痛いくらい冷たい神レベルを体感!
人気のシャツスプレーから、従来のレベルMAXを超えた「レベルGOD」が登場。気化熱とメントールの強烈な刺激で、駅までの通勤路も快適に。1,980円。
《アイファン ボディブリーズ》|服の内側に送風! 3WAYファン。
腰に装着して服の内側に送風するからハンズフリーで涼める。付属のストラップを付ければ首下げファン、スタンドを立てれば卓上ファンとしても使える。2,728円。
《アセダレーヌ》|ひと塗りで瞬間冷却、氷感ネッククーラー。
首筋やこめかみ、おでこなど、冷やしたい箇所にひと塗りすると、メントールによってキーンと冷えるロールオン。爽やかなアクアシャンプーの香り。8mL880円。
《ちょい冷え続くソフトストーンW》|ひんやりタイプの制汗デオドラント。
朝に塗って夜まで効果が続くスティック型。ハッカ油が配合されており、脇に塗るとちょい冷えを実感。通勤の電車内などで重宝すること間違いなし。990円。
《STICOL 2WAYボトル》|氷囊+飲料ボトル、一石二鳥な一本。
凍らせた氷囊部分を真空2重構造のボトルに入れて持ち運び、溶けたら飲める画期的な一品。氷囊が長持ちするので、屋外で長時間過ごすときに重宝する。3,520円。
メンズ日傘|新しいエチケット。じわじわ人気の外歩きアイテム。
教えてくれた人
土屋博勇喜/大手ホームセンターで雨具を担当したのをきっかけに傘の虜に。現在は傘専門店〈Waterfront〉で仕入れ・売り場作りの責任者を務める。傘のコレクションは200本超。
一度使うと違いにびっくりする日傘。「近年は生地の進化と軽量化がさらに進んでいます」とは、傘ソムリエの土屋博勇喜さん。「ビジネスシーンにおいて汗だくで相手に会うよりも日傘を差して涼しい状態で会う方がいい。新しいエチケットとしてもメンズ日傘が広まっているんです」。
《マジカルテックプロテクション》|わずか82gの衝撃。
独自開発の軽量カーボン製。軽量化のために生地は非常に薄いにもかかわらず、コーティング技術により高い遮光性を両立している。1gでも軽くするため、パーツには肉抜きが施されていたり、板状の骨組みを使うなどこだわりが詰まっている。4,400円。WEBサイト
《estaa》|ハニカム構造が熱を遮断。
表地と裏地の間に蜂の巣構造のアルミシートを採用し遮熱性をアップさせた一本。裏地には青空をイメージした絵が描かれており雨の日も楽しくなる。凹凸のあるハニカム構造が3層の生地の間に空気の層を作る。また、縫い合わせられていないことで排熱効果も。6,600円。WEBサイト
《COKAGE+ ACTIVE耐風》|畳まず仕舞える便利仕様。
最高値67%の遮熱率を持つ〈東レ〉の生地「サマーシールドⅡ」を採用、木陰のような涼しさを実現。高い耐風性も備える。3層構造の生地にはフィルム加工も施し、遮光性と27,000mmの耐水圧を両立。夏のゲリラ豪雨でも壊れにくい。8,250円。WEBサイト
《ZENTENKOU 反射》|とりあえず一本ならコレ!
手頃な価格ながら性別問わず使え、日傘デビューにうってつけ。ポリカーボネイトの骨組みにより、しなやかに風を受け流してくれるのも心強い。表生地は反射プリントの柄になっており、夜道も安心。全天候で使える傘だからこその嬉しいポイントだ。2,750円。WEBサイト
《ストレングスミニEVO MOUSHO》|強い日差しも雨風もお任せ。
猛暑の日でも大活躍。UVカット率・遮光率100%の晴雨兼用折り畳み傘。60cmと大きめながら耐風性を高めた一本。親骨は太いグラスファイバーを採用。通常より多く配置した親骨の支えで耐久性を向上、壊れにくい構造に。4,400円。WEBサイト
傘選びのポイント。
「晴雨兼用」を選ぶ。
晴雨兼用と雨晴兼用。実はこれ、全くの別物。「ひと昔前までは晴雨=雨に弱い傘でしたが、東京オリンピックを機に野外観戦用の傘の開発が進み、現在、晴雨は1,000mm以上の高い耐水性があり、突然の雨にも対応可能です」。今は天候を選ばずに使える晴雨兼用傘を選ぶのがスタンダードだ。
+αの機能があるものを。
晴雨兼用傘のスペックは非常に高いレベルで標準化され、遮光性やUVカット率はほぼ横並び。「そこで注目なのが+αの機能です。自動開閉や軽量性、耐風性、遮熱性の強化など、いろいろな機能があり、傘の個性も多種多様」。自分の好みや必要な機能をしっかりと見極めたうえで選ぶと失敗が少ない。
洋服のように試着する。
「新しい服を着るように、ぜひ実際に傘を広げて選んでみてください」と土屋さん。サイズ次第で印象が変わるため、鏡を見て傘を差したときの自分がスマートに見えるかどうかを目安にして。大きすぎると特に都会では取り回しが悪くなるので、折り畳みで55cm〜、長傘で60〜65cm程度が目安。