想像力が、跳ねる!遊び心を刺激するパルクールジムが西池袋にオープン。

街なかにある構造物を使った外遊びを起源とし、カラダとココロを解き放つスポーツ・パルクール。その遊び心を刺激する新しい屋内ジム〈PLAY STREET〉が西池袋に誕生。跳んで、登って、つかまって。たまにには童心にかえってみよう。

取材・文/中野 慧 撮影/大内カオリ

初出『Tarzan』No.904・2025年6月5日発売

パルクールジム

遊びを再定義するパルクールジム。

毎年末、TBS系『SASUKE』で話題を巻き起こす日本パルクール協会会長・佐藤惇さん。2020年から東京・西池袋でマンション駐輪場の屋上をパルクールジムに転用し運営していたが、25年5月には新しく屋内ジム〈PLAY STREET〉をオープンさせた。

「パルクールは、街なかにある構造物を使った外遊びが起源。室内ジムだからといってその遊び心を閉じ込めるのではなく、“街で遊ぶ”想像力を高めてほしい、と考えたんです」。

新しいジムはパルクールの聖地ロンドンの街並みをモチーフに、カフェ、映画館、地下鉄の入り口、道路などを模した障害物を使って跳んだり、登ったり、つかまったりすることができる。

パルクールジム

「コンセプトは“街という知育玩具”。都会でも自由に生きられることを感じてほしいな、と思います」。

パルクールはアクロバットだと思いがちだが、基本は誰もが行う「移動」の動きだ。子ども心を思い出すべく、ぜひ大人もチャレンジしてみてほしい。

PLAY STREET

子どもも大人も楽しく遊べ、本格的に鍛えられるパルクールジム。体験クラスは90分5,500円で参加可能。東京都豊島区西池袋5-11-6 TELAS1F。WEBサイト