
遊びを再定義するパルクールジム。
毎年末、TBS系『SASUKE』で話題を巻き起こす日本パルクール協会会長・佐藤惇さん。2020年から東京・西池袋でマンション駐輪場の屋上をパルクールジムに転用し運営していたが、25年5月には新しく屋内ジム〈PLAY STREET〉をオープンさせた。
「パルクールは、街なかにある構造物を使った外遊びが起源。室内ジムだからといってその遊び心を閉じ込めるのではなく、“街で遊ぶ”想像力を高めてほしい、と考えたんです」。
新しいジムはパルクールの聖地ロンドンの街並みをモチーフに、カフェ、映画館、地下鉄の入り口、道路などを模した障害物を使って跳んだり、登ったり、つかまったりすることができる。
「コンセプトは“街という知育玩具”。都会でも自由に生きられることを感じてほしいな、と思います」。
パルクールはアクロバットだと思いがちだが、基本は誰もが行う「移動」の動きだ。子ども心を思い出すべく、ぜひ大人もチャレンジしてみてほしい。
PLAY STREET
子どもも大人も楽しく遊べ、本格的に鍛えられるパルクールジム。体験クラスは90分5,500円で参加可能。東京都豊島区西池袋5-11-6 TELAS1F。WEBサイト