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筋トレやヨガの要素も含んだ、最強ストレッチ「ワールド・グレイテスト・ストレッチ」だが、目的が違えば、内容も変わってくる。すなわち、人の数だけ、ワールド・グレイテスト・ストレッチはある。性別も職業も異なる14人に、「なぜ」「どうやって」カラダをほぐしているのか教えてもらった。今回は、 ヘア&メイク、高橋将氣さんのグレーティストストレッチ。
ワールド・グレイテスト・ストレッチとは?
全身の主要な筋肉を伸ばし、筋トレやヨガの要素も全部入りの欲張りエクササイズ。
高橋将氣さん
たかはし・まさき/ヘア&メイク。1986年生まれ。雑誌や広告で、モデルや俳優のヘア&メイクを担当。4年前からクライミングが趣味に。週3回はクライミングジムに通う。
目次
「仕事も趣味も手と指先が命!」と言う高橋将氣さんは、大きな肩まわりの筋肉から小さい指の筋まで、疲れを溜め込まないように心がけているそう。
「自分史上最もやっているのが、猫背改善の肩甲骨ストレッチ。あと手と指の筋膜剝がしも、場所を選ばずにできるので、仕事の合間に会話しながら黙々と。片脚開脚はクライミング器具を使って、握力も鍛えながら。これで全てが一石二鳥です」
クライミングブランド〈VEROMAN〉のトレーニング器具《トライアングルエッジ》を使いストレッチ。あぐらの姿で座り、右脚を横に伸ばす。伸ばした足先にロープを引っ掛け、木製のトライアングルの溝に指をかけて引き、脚裏を伸ばす。
大きく息を吐きながら腕を前に伸ばし、カラダの力を抜いて肩甲骨を左右に広げるイメージで背中を丸める。息を吐き切ったら、両腕を広げながら大きく息を吸い込む。左右の肩甲骨をくっつけるようなイメージで行う。
左手の手のひらにティッシュを乗せ、疲労を感じる箇所を右手の指先でつまみ、左手をグーパーして動かす。ティッシュ以外にセラバンドも最適。摩擦を弱めることで、皮膚への刺激を緩和できる。手の甲部分も同様の手順で。逆の手も。
編集・取材・文/宮田恵一郎 取材・文/岡島みのり イラストレーション/伊藤健介
初出『Tarzan』No.882・2024年6月20日発売