旅疲れや時差ボケをほぐす 朝ヨガレッスン：ターザン的オアフ島ガイド
【ターザン的オアフ島ガイド】ではハワイ・オアフ島のフィットネスな魅力を紹介。ヘルシーなライフスタイルが根付くオアフではヨガ人口が多く、気軽に参加できるクラスも充実。朝の清々しい空気の中でやるヨガは格別だから、旅疲れや時差ボケ解消のためにも体験してみよう。
取材・文／間宮寧子 撮影／熊谷晃 コーディネイト／パトリック・マッカラ、椎名絵里子
初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売
時間が限られた旅を時差ボケに邪魔されてはもったいない。
そこで、到着した翌朝には、思い切ってヨガのクラスに参加してみるのはどうだろう。朝日を浴びれば体内時計をリセットできるし、自律神経も整う。爽快な一日のスタートに最適な、2つのクラスを紹介する。
心とカラダがほぐれる至福のビーチヨガ体験
ビーチ・サンセット・ヨガ・ワイキキ（Beach Sunset Yoga Waikiki）
オレンジのコーンが開催場所の目印
オアフに数多くある野外ヨガのなかでも、マインドフルネスに重きを置いた質の高いレッスンを展開。世界各国から参加者が集う。曜日限定で開催しているヨガとトレッキングを組み合わせた「ジャングル・ヨガ・ハイク」も人気。
- 住所：2735 Kalākaua Ave., Honolulu
- TEL：808-321-3297
- 毎朝9時より開催。レッスン料は21ドル。予約はWEBサイトから。
「ビーチ・サンセット・ヨガ」は、カピオラニ公園のビーチサイドがレッスン場所。目の前は海、東に目を向ければダイヤモンドヘッド。
佇むだけで気持ちがいい最高のロケーションで、呼吸と合わせて流れるようにカラダを動かす、ヴィンヤサフローをベースにしたクラスを毎朝開催している。
目の前の海にかかる虹を見られることも珍しくない。夕方からはサンセットヨガを開催（時期により時間が変動するのでHPで確認を）。
主催するのは、元弁護士という異例の経歴を持つカレンさん。
「私たちが大切にしているのが、“今ここにある自分”に意識を向け、心を整えるマインドフルネス。波の音や鳥のさえずりが聞こえ、風の気持ちよさを感じられるこの場所は、マインドフルネスを実践するのに最適。
自然と繫がって心とカラダに意識を向け、深くリラックスするここでのレッスンは、誰にとっても特別な経験になると思います」
主催者のカレンさん。インドでヨガ修行をするなか、マインドフルネスを広めたいと決心したそう。
マインドフルネスを学んだ経験豊富なインストラクターが日替わりで指導。その日の天気や雰囲気に合わせたレッスンを行う。
地元のヨギーに愛される半屋外型スタジオ
ヨガ・アンダー・ザ・パームス（Yoga Under the Palms）
ワイキキから車で北東に向かいおよそ15分、古き良き雰囲気が残るカイムキエリアにあるヨガスタジオ。旅行者の利用はさほど多くないが、ショップやカフェも併設されていてフレンドリーな雰囲気。ビジターも気負いなく参加できる。
- 住所：3574 Waialae Ave., Honolulu
- WEBサイト
ドロップインは22ドル。空きがあれば予約なしでも利用可能。カイルアにもスタジオがある。
そしてもうひとつ、「ヨガ・アンダー・ザ・パームス」は地元のヨギーに人気のスタジオ。
光が降り注ぎ、風が抜けるオープンエアなレッスンスペースが特徴だ。平日は朝6時からオープンしているのが、時間を有効活用したい旅行者には嬉しい。
東屋のような造りのレッスンスペースは、広さも十分あり、伸び伸びとカラダを動かせる。風にそよぐ植物も心安らぐ空間を演出。
ヘルシーなヨギーの集いの場。毎週金曜日にフリーレッスンも開催している。
「“誰もが気軽に訪れることができるコミュニティ”がコンセプト。初心者も上級者も、ロコもツーリストもウェルカム。誰にとっても安心できる場所でありたいんです」と話すのは、インストラクターのナタリーさん。
インストラクターのナタリーさん。初心者でもトライしやすい「フィール・グッド・フロー」クラスを担当。
クラスはリラックス系からパワー系まで幅広く、ウェイトトレーニングを組み合わせたクラスまであるので、コンディションに合わせて選びたい。
レッスン内容は多彩。ウェイトトレーニングとヨガを融合させたエクササイズクラスもある。
ショップにはヨガウェアやライフスタイルアイテムが並ぶ。
レッスンのあとは、併設されているヴィーガンカフェ〈プラントベース・パラダイス〉で、ヘルシーな朝食をぜひ。
※ビザなしの渡航の場合は事前にESTAの申請、取得が必要です。
※本サイトに掲載の店、住所、営業時間、商品値段は2023年10月時点のものであり、予告なく変更される可能性があります。
