目次
Q1. 雨の日は億劫。休んでもいい?
A. おしゃれなレインウェアで気持ちを上げよう
雨の日は普通に外出するのも億劫。もう一段階ギアを上げる必要のあるジョギングならなおさら、サボりたくなる気持ちも分かる。土砂降りの日ならもちろん無理に走る必要はない。今日はお休み! と割り切っても構わない。
でも小雨程度なら思い切って走りに行こう。天候に左右されすぎることは挫折の原因になるからだ。
このときひとつのモチベーションとなるのがレインウェア。好きなショップなどで、着てみたくなるようなおしゃれなレインウェアを一着購入しておこう。むしろ雨の日が待ち遠しくなるかも。
Q2. ランニングシューズは履くべきですか?
A. ケガ予防のため必須です
初心者だから普通のスニーカーでもいいのでは? 最初のお試し走りはそれでもいい。でもジョギングの着地衝撃は体重の約3倍。
ランニングシューズはこうした負荷を考慮し、クッションによる着地衝撃を逃がしつつ足のブレを保護するよう作られている。その分、質の高いジョギング体験が得られるし、なによりケガのリスクを軽減するメリットがある。
ちなみにかつて走っていて数年ぶりに再開したという人、以前のシューズはクッション性が経年劣化している可能性がある。新しいシューズを買って仕切り直しを。
Q3. 走る予定は決めた方がいい?
A. 基本的なルールは決めておくべし
早朝出発の出張や夜までズレ込む会議など、いつなんどき仕事のスケジュールが改変されるかが分からない。なので、走る予定もまた可変式。週に3回走ることだけざっくり決めておいて、臨機応変に対応すればそれでよし。
一見、スマートに思えるが上述の方式だと長続きしない可能性が高い。理由はジョギングの優先順位が低すぎるから。
最初から仕事を優先してジョギングを後回しにすると走る機会は失われがちに。ここは腹を括って走る曜日と大体の時間の予定を決め、その軸を中心に生活を組み立てるのがおすすめ。
Q4. 走った後の汗冷えはどうやって防げますか?
A. できるだけ薄着で走る
寒い季節のジョギングの場合、厚着をして走り出したはいいものの、すぐ汗をかいて暑くなり、その汗が冷えてカラダがしんどくなる。基本の対策は厚着しすぎないこと。
撥水性の高いインナーを着てその上にTシャツとジャケットを羽織るスタイルが理想。汗が外に放出され服の内側は心地よく、汗冷えも防げる。
とくに寒い日は手袋やニット帽などのツールも利用しよう。カラダの末端や頭が丸出しだと冷たい空気に触れて体温が奪われがち。こうした部分をカバーしながらできるだけ薄着で走るのが正解だ。
Q5. やっぱり水分補給はすべき?
A. 代謝アップのために水分はマスト
糖質や体脂肪由来のエネルギー源は血液によって筋肉に運ばれる。血液の成分の約90%は水分なので、水分不足の状態で走り出すと当然、エネルギー代謝の効率が上がらない。つまり、それだけ痩せにくくなる。
よって、朝の起床後、夜の帰宅後、走り出す前にはコップ1杯の水分を補給。走っている途中にも少量の水分補給をすれば完璧。
ペットボトルを持って走るのは面倒、という場合はドリンクタイプヨーグルトの100mL強のケースをリユースしたり、登山用のソフトタイプのウォーターキャリーを利用してみては。
Q6. 走っているのに全然痩せないのはなぜ?
A. 日常生活の過ごし方を見直そう
こんなに走っているのに全然痩せないという人、ジョギングを免罪符にして日常生活をおろそかにしていないか?
どんなに短いフロア移動でもエスカレーターやエレベーターを当たり前に利用する、家から駅までは毎日バスや自転車で移動する、家ではまったく家事をしない。自分は走っているから大丈夫、と他の部分で省エネモードになっていないだろうか?
これでさらに食べる量が増えていたら痩せるどころか逆に太る。体型はその人の生活習慣の表れだ。日常生活でもきびきび動こう。