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続かなかった人へ「仕事 with バランスボール」座る前のルーティン

どうやらバランスボールは座るだけで姿勢改善に効果的らしい。ということで、いざバランスボールで仕事、と始めたはいいけれど、結局は挫折…。そんなアナタに必要だったのは、「座る前のルーティン」。体幹の深層筋を鍛えて普段の座り姿勢も安定するバランスボール本来の効果を、ぜひ今度こそ。

⓪ 理想の座り方

バランスボール 理想の座り方

見逃しやすい最大のポイントは、ボールの頂点に座ること。太腿が床と平行だと股関節に負担がかからない。空気の量で調整を

① まずははねる(20秒)

バランスボール まずははねる

まず最初は、ボールの頂点に座った上下のバウンディングがマスト。坐骨が立った骨盤の理想的な角度と、正しい座りポジションを確認できる。途中で姿勢が崩れたときのチェック用にも。

② 前後に腰を動かす(20秒)

バランスボール 腰を前後に動かす

腰骨に手を当て、骨盤を前へ後ろへ、交互にぐいんぐいんと倒そう。動きに合わせて肩甲骨も開いて閉じて、背骨を連動させながら前後にぐいんぐいん。これだけでも腰や背中がスッキリ。

③ 左右に腰を動かす(20秒)

バランスボール 左右にステップ

座り姿勢を支える、体幹の深層筋を体側ラインからトレーニング。ポイントは加重側の坐骨で押すというより、サイドの収縮に意識を向けること。体幹でバランスを取る身体感覚を養える。

④ 左右交互にステップ(20秒)

バランスボール 左右に動かす

最後は、1歩ずつ足を開いて戻して、という動きを繰り返す。逆の足からもスタートして同様に。股関節まわりの筋肉をリズミカルに動かして、座り姿勢で働く神経を活性化させよう。

取材・文/オカモトノブコ 撮影/松橋晶子 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/大谷亮治 監修/澤木一貴(SAWAKI GYM代表)

初出『Tarzan』No.849・2022年1月26日発売

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