[パリ発]ヨガから着想した新エクササイズ「テンション・オフ」とは?

世界中からフィットネスの最新事情を集めた「WORLD FITNESS NEWS」。今回はパリで生まれた、カラダを正す新メソッドの話題をお届けします。

edit: Takashi Osanai

初出『Tarzan』No.832・2022年4月21日発売

オステオパシー カラダを正す新メソッド

腰痛・肩こりに期待大。カラダを正す新メソッドとは?

腰痛肩こり、関節痛などで悩む人にお薦めの「テンション・オフ」は、手で筋肉や関節、内臓、神経、膜組織などの緊張を緩める療法「オステオパシー」や理学療法を組み合わせた新しいエクササイズ。

ストレッチヨガピラティスから着想したポーズを組み合わせ、柔軟性や筋力を養い、姿勢を正すことが目的だ。

セッションは30~45分。背骨の稼働性を高めるためのストレッチや、腹筋や深層筋を鍛えるエクササイズを床やヨガマットの上、または立位で行い、バランスのとれたカラダづくりを目指す。

パリのヒップなエリアに展開するスポーツクラブ〈リュジーヌ〉では30分クラスを開講。フランスセレブも足繁く通う。www.usinesportsclub.com

ときには木のスティック、ゴムバンド、ダンベルなどを使いカラダのアライメントを調整することも。

メリットは初回から効果が実感できること。あらゆる筋肉が伸び、エクササイズ終了時にはカラダが軽くなった感覚を味わえる。年齢にかかわらず受講が可能なのも嬉しい。

Reporter

KIDO MIYUKI/パリ在住歴20年。ウェブマガジン『memorandom.tokyo』で「今夜のワインと明日のパン」を連載中。