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「頭皮マッサージで頭の緊張をとる」|朝の自律神経メンテ術②

ただベッドから起き上がれば、カラダが目覚めるわけじゃない。脳を起こし、臓器起こし…と、カラダの中で自律神経(交感神経と副交感神経)を切り替えるために何をすべきか。【朝の自律神経メンテ術】は起床後にできるメソッドを紹介。2つめは「頭皮マッサージ」について。

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むくんだ頭皮の下の筋膜をほぐそう

筋肉を覆う筋膜は全身を包み、筋肉の連動を助ける。ただ、この膜が弊害になることもある。どこかの筋肉が凝り固まると、その方向に引かれて他の部分に悪い影響が出るのだ。

とくに、頭皮の下の帽状腱膜は悪影響を受けやすい。硬くなったり、逆にむくんだりして自律神経の乱れを生み出す。だから、まず朝は軽く頭皮を整えてスタートしたい。

5つの頭皮マッサージ

呼吸に合わせて、指を動かそう。写真の中の百会(ひゃくえ)は頭頂部にあるツボ。百のツボが会う場所という意味があり、多くの症状の改善が期待できる。

① 生え際から頭頂部を手櫛のようにほぐす(2〜3回)

  1. 左右の小指をくっつけ、すべての指を髪の生え際に当てる。
  2. フーッと大きく口から息を吐きながら、頭頂部にある百会というツボに向かう。
  3. 手櫛のように指でやや強くかき上げる。
② 耳のまわりから頭頂部の緊張を解く(2〜3回)

生え際から頭頂部を手櫛のようにほぐす

  1. 両手の指を立てるように丸める。
  2. 手のひらの中央に耳が来るように手で覆い、指を耳のまわりに当てる。
  3. フーッと大きく口から息を吐きながら、百会に向かって、指でやや強めにかき上げる。
③ 鼻筋を伸ばして、呼吸をラクにする(ゆっくり2呼吸)

  1. 鼻の骨の両脇に、左右の中指の腹を押し付ける。
  2. 鼻でゆっくりと呼吸しながら鼻筋の両端を指で左右に揺らす。
  3. 皮膚表面をさするのはでなく、皮膚の下にある筋肉を動かすように行う。
④ うなじから頭頂部の柔軟性を高める(2〜3回)

  1. 両手をやや丸めるようにして指先を揃える。
  2. 指をうなじに押し当てる。
  3. フーッと大きく口から息を吐きながら、百会に向かってやや強めに、指で手櫛のようにしてかき上げる。
⑤ 耳をつかんでまわし、脳への血流UP(5回まわす)

  1. 耳全体を付け根から、しっかりと指でつかむ。
  2. フーッと口から息を大きく吐きながら、つかんだ指で耳を後方へと引っ張る。
  3. そのまま大きな円を描くようにして、上下に5回まわす。

取材・文/石飛カノ 撮影/山城健朗 ヘア&メイク/天野誠吾 スタイリスト/高島聖子 取材協力/菅原洋平(作業療法士)

初出『Tarzan』No.821・2021年10月7日発売

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