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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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便秘、下痢、お腹の不快感…。腸の不調の改善には、運動が効果的。習慣化したいが、黙々と腸のためだけにトレーニングするのはハードルが高い。そこで一石二“腸”トレ。今回は「腸トレ×運動不足解消」のメソッド!
テレワークが常態化されて外出が減り、運動不足に陥ってしまったという人は多いのではないだろうか。東京五輪でのアスリートの活躍に刺激を受けて、何か運動を始めようと思っている人もいるのでは? そんな人たちに最適なのが、運動不足解消のはじめの一歩と、腸トレを兼ねたこちらのトレーニングだ。
脚を積極的に動かすことで、ふくらはぎの筋ポンプ作用を促して、血流を促進。脚を引き寄せる動作、カラダを捻る動作は腸へのよい刺激になる。
強度はそれほど高くないので、運動初心者でもチャレンジしやすい。回数やセット数を増やしていけば、運動不足解消の先にある脂肪燃焼効果も期待できる。
「全身の血流の改善、腸の周辺の筋肉と神経への刺激、蠕動運動をサポートする腹まわりの筋肉の強化。この3つをバランスよく行うのがポイントです」と、おぜきトレーナー。
血流の悪さやカラダの冷えは、腸の働きを鈍くする大きな要因。下半身の筋肉を動かし、全身の血流を促進する必要がある。
振動などによる腸の周辺への刺激は、眠っていた筋肉や神経を目覚めさせる。刺激によりスイッチが入ると、消化吸収がスムーズに。さらに、腸の働きに関係する自律神経の乱れが整う効果もある。
蠕動運動には、腹直筋、腹横筋、腹斜筋といった腹まわりの筋肉も関係している。これらを鍛えることは、腸の不調改善にも繫がるのだ。
取材・文/神津文人 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修/おぜきとしあき
初出『Tarzan』No.817・2021年8月26日発売