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こんなパンを待っていた! 豆でつくられたグルテンフリーの《ZENB ブレッド》
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自分ではなかなかジャッジをしづらい「股関節の機能」を8つの動作でチェック! あなたの股関節は、正しい可動域でしっかりと動いてくれますか?
例えば、どれほどの減量が必要かは、体重や体脂肪率が教えてくれる。では、股関節の良し悪しは、どうやってジャッジすればいいのか。
股関節がどれだけ大切だとしても、普通に生活していると、その存在を意識する機会はない。だから、自分の股関節がちゃんと働いているかを、自覚することは難しいのだ。そこで、あなたの股関節の現状を確かめる8つのチェックを用意してみた。
股関節は、複数の動きを組み合わせる統合動作で働く。屈曲や伸展といった動き一つひとつをバラバラに調べるのではなく、下記のチェックのように複合的な動きをやってみて、股関節を評価するのが正解なのだ。
こちらの記事で「6つの股関節の動き」を確認しつつ、自分の弱点を把握しておこう。
監修トレーナー・澤木一貴さんが動画で解説!
爪先と反対の踵を接触させながら歩くのが、継ぎ足歩行。バランス機能の評価や向上によく用いられる。さらに、一本のライン上をスムーズに歩くためには、股関節の内転と内旋が支障なく行えることが必須の条件。
こうなったらNG!
脳が得る情報の8割は視覚によるもの。目を閉じて視覚情報をシャットアウトすると、カラダの声が聞こえるようになる。閉眼でその場で足踏みしてみて、立ち位置がズレてしまう場合、股関節が衰えている証拠。
こうなったらNG!
スクワットは、股関節をもっともダイナミックに駆動するエクササイズの一つ。股関節がサビついているかどうかを判断する試金石でもある。四股を踏むような姿勢が保てないなら、股関節の外転と外旋が不十分だ。
こうなったらNG!
再びスクワットで股関節の働きをチェック。片脚で行うシングルレッグ・スクワットでは、両脚で行うスモウスクワットよりも、左右差が明らかになりやすい。股関節の伸展と外旋がきちんとできるかをテスト。
こうなったらNG!
脚を股関節から外向きに回す外旋をしたり、内向きに回す内旋をしたりしてみる。どちらも45度の可動域があるのが正常。一般的に、男性は外旋の方が強くなる傾向があるが、内旋も同じくらいの可動域が欲しい。
こうなったらNG!
これも片脚で行うチェックであり、左右の股関節を個別に評価できる。NG例(左)で膝のお皿の内側にしかタッチできないタイプは、股関節の内転と内旋の機能が低下し、それがガニ股(O脚)を招いている恐れも。
こうなったらNG!
別名T字バランス。片脚ずつ評価することにより、股関節の現状をより確実に捉えることができる。評価のポイントは、上体と後ろ脚の角度、そして軸脚の膝をどれだけ深く曲げずに正しいポーズが保てるかである。
こうなったらNG!
すでに触れたように、股関節の評価は立った姿勢ではなく、重力の影響をなるべく受けにくい姿勢で行うのが正解。最後は横向きになり、股関節の内転、内旋、屈曲がしっかり行えているかどうかを確かめよう。
こうなったらNG!
正しくできない場合、股関節の動きのどこかに何らかの制限がある証拠。該当するNGカットを確認して、「①ほぐす ②ひらく ③まわす」という修正エクササイズにトライしてほしい。
取材・文/井上健二 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/村田真弓 監修/澤木一貴(SAWAKI GYM)
初出『Tarzan』No.814・2021年7月8日発売