あなたの体力年齢は? チェアスクワット120回テストでチェックしよう
Tarzan Webでは体力別に3つのクラスのHIITトレーニングを公開予定。でもその前に、まずは自分の体力レベルを「スクワット120回テスト」で確認しておこう。
取材・文/石飛カノ 撮影/山城健朗 スタイリスト/ヤマウチショウゴ ヘア&メイク/村田真弓 イラストレーション/ハザマチヒロ テスト作成/<a href="/tags/takuya_shirato/">白戸拓也</a>
初出『Tarzan』No.807・2021年3月25日発売
チェアスクワット120回、何秒でできる?
HIITは効率よく、カラダに素晴らしい作用を及ぼしてくれる(詳しくはこちらの記事へ:話題の「HIIT」とは何か? その仕組みと効果を徹底解説)。ならば早速、挑戦したいのが人情。
でも、まずは逸る気持ちを抑えて聞いてほしい。厳密に言うと、すべての人に共通する高強度運動というものは存在しない。階段を2段飛ばしでサクサク上れる人と、1段ずつ上がるだけでもシンドいと感じる人とでは、HIITの運動メニューが違って当たり前。体力がある人が簡単すぎるメニューをこなしても高強度運動にはならないし、体力のない人が高すぎる強度の運動をしようにも1セットさえ続けることができない。
というわけで、まずはあなたがどのレベルに相当するかをテスト。
ただでさえキツい運動を行うというのに、さらに体力テストとは…とビビるなかれ。テストの方法は実にシンプル。椅子アリのスクワットを行ってその回数と秒数で各クラスに振り分けるというもの。
スクワットを行う回数は120回。これを何秒で行えるかまずは挑戦してみてほしい。10回×3セットくらいはやったことがあるけれど120回となると、未知の世界。その通り。HIITはあなたにとって未だ経験したことのない新しい世界だ。今から行う体力テストでその世界の入り口が垣間見えるはず。
チェアスクワットのやり方。
どんな強者でも120回連続してスクワットを行うのは、まず無理。50回、40回、30回と3ステップで行い、ステップの合間では自分が必要なだけ休む。この方式で臨むべし。計120回、何秒でこなせる?
クラス分けはビギナーの初級、ミドルの中級、アドバンストの上級の3つ。それぞれに最適メニューをご用意したので、ウォームアップ後に満を持してトライを。
では、健闘を祈る!
3段階に分類! あなたのHIITレベルは?
HIIT初級編|BEGINNER CLASS(詳細はこちら)
例えばこんな人:
学生時代の部活動はずっと文化部。最後に本気で走ったのは確か中学生の運動会。社会人になってからというもの、これといった運動習慣がない。家から最寄り駅までの距離が徒歩6分と超便利。
家でも会社でも階段はまず上らない。もともと買い物や食事は宅配をよく使っていたが、このご時世で利用率は倍増。プライベートではマイカーで移動することが多い。
中級編|MIDDLE CLASS(詳細はこちら)
週末、気が向くとウォーキングやジョギングをする。気候がよくなると、たまにハイキングやキャンプなどに出かけることも、まあある。元気がある週の前半はときどき駅の階段を上ったりもする。
ずっと以前に入手した自転車を、ここ最近では通勤で利用する機会も増えた。自体重の筋トレ経験はあるが、ウェイトを使った筋トレはガチすぎて正直、腰が引ける。
上級編|ADVANCED CLASS(詳細はこちら)
学生時代を通して体育会系の部活に所属。現在も週2〜3回の頻度で運動習慣があるが、ジムでウェイトトレに励んだり、公園で懸垂したり、どちらかというと走ることより筋トレの方が好き。
とはいえ、運動した日はそれ以上カラダを動かす気がせず、家でグダグダすることが多いのも事実。長距離を走るのは苦手だが、短距離走が速くなりたいと密かに思っている。