2020年注目のブランドから、高機能なこの4足【目的別シューズガイド2020春】

走る場所、走る距離、走る速度。シーンに適したシューズを選べば、快適に走れてケガのリスクも減少。そして目標達成が近づく!

取材・文/神津文人 撮影/小川朋央

初出『Tarzan』No.781・2020年2月13日発売

知られざる、実力派ブランド。

スポーツ、フィットネスが改めて注目を浴びるであろう2020年に、飛躍が期待されるブランドのシューズを紹介したい。

日本初上陸ブランドに、ランニング市場への本格参戦を果たしたものなど、ランニングシーンではまだメジャーではないものの、どれも実力派。

それぞれのラインナップの中から、幅広いレベルのランナーに対応する注目モデルをピックアップ。他の人とは違ったものを選びたいという人には特におすすめしたい。

1. DESCENTE 《GENTEN-ST》

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GENTEN-ST top/outsole
価格:12,000円(税抜き)。サイズ:22.5〜29.0・30.0cm。問い合わせ:デサントジャパン tel.0120-460310。
GENTEN-ST zoom
踵部と土踏まず部のフィット感を重視した設計。シューズがナチュラルにフィットし、走行時も足との一体感が感じられる。

日本人の足型、日本人の走り方に適したシューズを作ることを目的に開発された《ゲンテン》シリーズ。ランナーの足を深く研究したラストを用いることで、走行時にパワーロスの少ないフィッティングを実現した。中足部で角度をつけ、前足部と踵部はフラットにしたミッドソール構造により、安定性と推進力の両立に成功しているという。

2. MBT《GTC 2000》

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IKONi ORTIX top/outsole
価格:13,800円(税抜き)。サイズ:26.0〜29.0cm。問い合わせ:シードコーポレーション tel.03-6709-9662。
IKONi ORTIX zoom
ミッドソールに搭載した逆三角形のパーツがテコの支点になり上下運動を抑制。エネルギーを推進力に変換する独自のテクノロジー。

1916年にフィンランドで誕生した老舗ブランド〈カルフ〉。代表作《イコニオルティックス》は、数十万人の足のフットスキャンデータを基に作られたランニングシューズ。データによって導き出された形状のラストと、足底のフィット感にこだわったミッドソール、伸縮性の高いニット素材のアッパーにより、快適なフィット感を実現している。

3. KARHU《IKONi ORTIX》

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 GTC 2000 top/outsole
価格:18,000円(税抜き)。サイズ:25.5〜28.5cm。問い合わせ:MBT LAB tel.070-3324-6514。
GTC 2000 zoom
人気作《GTⅡ》の後継となる《GTC2000》。《GTⅡ》よりもクッショニング性能がアップ。ソールはミッドフット着地を促す構造。

1996年にスイスで誕生した〈MBT〉。特許を取得しているソール構造により、姿勢の改善やバランス機能の向上が期待できるウォーキングシューズが人気だが、ランニング用モデルも展開されている。ミッドフット着地を促す独自のソールテクノロジーを採用した新作は、スムーズな重心移動とカラダに負担の少ないランフォーム作りを実現する。4月発売予定。

4. Topo Athletic《ZEPHYR》

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 ZEPHYR top/outsole
価格:18,000円(税抜き)。サイズ:26.0〜28.5cm。問い合わせ:アルコインターナショナル tel.06-6538-3917。
ZEPHYR zoom
Pebaxという素材で作られたスプリング・プロパルション・プレートをミッドソールに搭載。安定性と推進力の向上に貢献する。

足の本能的かつ自然な動きをサポートし、パフォーマンスを最大化することを目指して開発された〈トポ アスレティック〉のシューズ。ロードロップ、広いトウボックス、軽さの3点が大きな特徴だ。ニューモデルの《ゼファー》は、新テクノロジーのスプリング・プロパルション・プレートを搭載。前足部の安定性と推進力のアップに成功している。


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