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フィットネスレースHYROXに、〈プーマ〉とともに挑む。

国際的な人気を誇るイベントHYROXが日本で初開催を迎えた。グローバルパートナーとして〈プーマ〉が参画し、シューズとウェアで出場者たちを支える。

取材・文/黒木許子 写真/伊藤明日香

世界最大規模のフィットネスレースが上陸。

HYROX (ハイロックス)というワードはまだ耳慣れないかもしれない。けれど、2025年8月に日本初の会場となった「パシフィコ横浜」には延べ約3,800人の参加者が集まっていた。しかも、世界中から。

HYROXは2017年にドイツで生まれたもので、「フィットネスレース」という新しいカテゴリーを浸透させながらまたたくまにグローバルイベントに成長。ランを間に挟んで全8種のワークアウトステーションを巡る、屋内型サーキットレースだ。出場者は1km走るごとに1種目をこなし、その後またランニングトラックへ。ステーションにはマシンを使うものもあればウェイトを運んだり引っ張ったりするものもあり、さまざまな身体能力を問う設計となっている。

ゴールともなるステージでは、DJが会場のムードを盛り上げる。各ステーションにはジャッジスタッフが待機。

スタート付近に出場者たちが集まる。

ウォーミングアップスペースには、実際に種目で使うツールが用意されている。

過去レースの完走章をバックパックに並べるのが常連のカルチャー。

〈プーマ〉の特設ブースには「PUMA×HYROXコレクション」が揃う。3型のランニングシューズは試着だけでなくその場でレンタルも可能。ブースでは、タトゥーシール体験やチアボード制作を楽しむ人も多くいた。

鮮やかなイエローと「GO WILD」のスローガンが目に飛び込んでくる。

快適なフィット感と安定性を提供する《ディヴィエイト ニトロ 3》。

素早い足運びを支えグリップを備えた《ヴェロシティ ニトロ 4》(左)に、高い推進力と衝撃吸収性を誇る《ディヴィエイト ニトロ エリート》(右)も。

家族や友人にエールを送るため、思い思いのボード作り。

プーマのシンボルを肌につけてレースの支度が完成。

それぞれの限界に挑むレーサーたちが出走。

一人でもペアやグループでも参加できるのがHYROXの特徴。各ワークアウト種目が求めるクリアラインは決して易しいものではないが、各自のレベルやコンディションに合わせてレースタイプを選べるのだ。当日、一人で駆けるレーサーも支え合う仲間同士も、力を振り絞って進む姿はどれも光っていた。

トラックを1km分走ってからワークアウトステーションへ入る。

「サンドバッグランジ」エリア。ジャッジはペナルティの確認もするが、声がけもしてくれる。

ゴール目前の「ウォールボールズ」。ボールを100回的に当てなければいけない。

跳躍から腕立て姿勢への動きを繰り返す「バービーブロードジャンプ」。囲いの外ではサポーターがチアボードを掲げて声を張っている。

〈プーマ〉と走ったアスリートたち。

会場が文字通り熱気に包まれきった頃、〈プーマ〉ブースのベンチには個人レース「HYROX MEN」を終えたばかりの〈プーマ〉契約アスリート、岡澤セオンがいた。2024年パリ五輪のボクシング日本代表であり、正真正銘のトップアスリート。そんな彼でさえ、感想を尋ねると「キツかったですね」との第一声。

「今回が初めての出場。もちろん準備はしましたが思った以上にチャレンジングで。4つめの種目『バービーブロードジャンプ』がとにかく辛かった。ボクシングで3ラウンド制には慣れていますが、4周目以降は未知だったのかもしれませんね (笑)。各ワークステーションで毎回まったく別の筋肉を使って、直後にまたラン。正直、何度も足がつりそうになりましたが、フィニッシュできて気分最高です」

そう振り返る足元には、レースを支えた《ヴェロシティ ニトロ 4》。

「1時間走り続けるなかで、シューズの力をすごく感じました。安定感もあるしソールがどんどん足を前に運んでくれる。終盤は力も入れづらくなったのですが、靴の推進力のおかげでスピードを保てた。極端な比較ですが、ボクシングシューズだったら完走できなかった気がします。でも、HYROXという競技自体はボクシングのトレーニングに通じているんですよ。以前ボクシング強豪国であるウズベキスタンチームと合宿した際に、山に登りながらいろいろな動作を繰り返すというメニューがあって。上半身を鍛えるのはもちろん、足腰にもしっかりアプローチするものでした。今日HYROXを体験して、そのときのことを思い出しています」

さすがオリンピアンの高パフォーマンスを見せて完走。

岡澤が見つけたHYROXの魅力は、トレーニング面に関わるものだけではない。

「応援してくれる人たちと距離が近いのがうれしい。皆さんがかけてくれた、『がんばれ』という声もすごくよく聞こえました。あと、参加者同士の繋がりを感じられる。トラックを走っているときに、隣に来た人と拳を合わせて挨拶したり。そういう交流が新鮮で楽しかったですね」

山形県出身の岡澤は、2021年にボクシング世界選手権ウェルター級金メダル獲得。2024年のパリ五輪にライトミドル級で出場。「次はリレー(グループで参加するレース)をやってみたいですね」と語る。

「HYROX MEN」には元プロサッカー選手の鄭大世も出場。ゴール直後に話しかけると、率直な思いを聞かせてくれた。

「もっとタイムを縮められたはず、と悔しさがあります。でも、爽快感のほうが強いですね。やりきったぞという気持ちよさは、勝敗があるサッカーとは少し違う。自分を追い込んだ後はこんなに爽やかな時間が訪れる。だから運動って良いよなと改めて思っているところです」

「ローワー」に取り組む鄭。愛知県出身で、「川崎フロンターレ」からJリーグのキャリアを始め、国際大会にも北朝鮮代表として選出経験多数。

鄭もシューズには《ディヴィエイト ニトロ エリート 3》を選択。そのオールマイティぶりに感嘆する。

「高反発カーボンプレートで弾むように走れる。かつ、ホールド感やグリップ力もあるのでウェイトを持ち上げるときもしっかり踏ん張れるんですよね。普段のウォーキングでも履いています。この一足は二ヶ月前から使っているのですが、すでにかなりくたびれてきてしまいました(苦笑)。デザインも好きなんですよ。オレンジ色で気分が明るくなります」

年齢も性別も問わない、開かれたレース。

岡澤や鄭のようなプロフェッショナル以外にも、HYROXにはあらゆる人が集う。この日の「パシフィコ横浜」には、日頃ジムに通い“力試し”的に友人と参加した人もいれば、HYROXのために東南アジアから来日したという人もいた。

男女ミックスペアや女性だけのレースタイプもあるので、会場内の三分の一ほどは女性。全員が筋肉隆々なわけではない。HYROXは、さまざまな運動経験を持つ人が、それぞれのレベルで結果を目指せる場なのだ。

スキーエルゴに取り組み女性レーサー。ジャッジが牽引距離を確認する。

“リンクコーディネート”で参加するという楽しみ方もある。

サポートを届けやすいのも、コンパクトな屋内会場の恩恵。

オリジナルボードを持参していた人も多数。

レース中の沿道には、囲いにかじり付いて父親を見つめる子どもや、揃いのTシャツで仲間の名前をさけぶ若者。ゴール裏は写真撮影で混んでいた。出場する側もしない側も一つになって、挑戦が生む喜びを分かち合っていた。

Information

ディヴィエイト ニトロ 3/19,800円

「PUMA×HYROXコレクション」では、「Y」の代わりにプーマをあしらった特別なロゴが入る。《ディヴィエイト ニトロ 3》は、軽量で高反発な2種類のNITROフォームがスピードと安定性を両立。ミッドソールにはカーボン製プレートPWRPLATEを取り入れ、どんな人にも推進力を与える。