
富良野の自然に抱かれる〈Nozo Hotel〉。
富良野駅から車で約10分。北の峰のふもとに位置する〈Nozo Hotel〉は、市街地から近いながらも喧騒を離れた静かな環境に佇む。4階建ての建物はシンプルながら木の温もりを感じさせる設計で、エントランスからラウンジまで、ゆったりと過ごせる空間が広がる。周辺には豊かな自然が広がり、四季折々に異なる景色を楽しめるのも魅力だ。
客室は快適な広さと機能的なレイアウトを兼ね備え、長期滞在でも心地よく過ごせる。今回宿泊した「ゲストルーム クイーン」では、落ち着いたインテリアとともにくつろぎの時間を提供。客室によっては、晴れた日には噴煙を上げる雄大な十勝岳を望むこともでき、北海道らしい絶景が旅を彩る。
全客室にWi-Fiを完備し、ワーケーション利用にも対応。館内には広々とした大浴場や落ち着いたラウンジスペースがあり、旅やアクティビティの疲れを癒やせる。シンプルかつ機能的な共有スペースは、観光にもビジネスにも快適な滞在をサポートしてくれる。
北海道の食材を味わい尽くすディナーと多彩な朝食。
〈Nozo Hotel〉では、北海道産の食材をふんだんに取り入れた料理を提供している。夕食には地元の食材を中心にした料理が並び、中でも北海道産エゾシカのグリルは、ジビエ肉らしい力強い旨味と、繊細な火入れで印象的な一皿。
ちなみに、朝食のメニューは季節によって変わることもあるそう。私が泊まったときはビュッフェスタイルだったが、現在は和洋やヴィーガンのセットメニューから選べるスタイルになることもある。季節ごとの食事の違いも楽しみのひとつだ。
アクティブ派も満足の宿泊サポート。
滞在2日目には、富良野までの全長65kmを歩く「旭川と美瑛・富良野を巡るラベンダー街道ウルトラウォーキング」に参加。
〈Nozo Hotel〉ではイベントに際して参加者向けの特別宿泊プランを提供し、長距離ウォーク後の疲れを癒やす快適な滞在環境を用意されていた。大浴場の営業時間延長など、アクティビティ後のリカバリーにも配慮されており、イベントに合わせて滞在するのに最適だ。

ラドンやゲルマニウムなどを取り入れた湯は、肌にやさしく温まりやすいのが特長。アクティビティの疲れを癒すのにぴったりだ。
〈富良野スキー場〉が近くにある〈Nozo Hotel〉は、夏のアクティビティだけでなく、冬のアクティビティにもぴったり!ロビーフロアには、宿泊者ごとにスキーロッカーが用意されており、フロントを通らずにリフト場とロッカーを直接行き来できるアクセスの良さが嬉しい。
富良野の豊かな自然に触れ、北海道の食を味わい、アクティビティで体を動かしたあとに心身を整える。〈Nozo Hotel〉は、そんな旅の理想的な循環を体験できる拠点だ。四季折々に違った魅力を見せるこの地で、次の旅は「整える」ことを目的に計画してみてはいかがだろうか。

Information
Nozo Hotel
住所:北海道富良野市北の峰町14-38|地図
電話番号:0167-23-1088
HP:https://nozohotel.com/