ヨガと気づき|vol.28

メルボルン出身・東京在住の人気イラストレーター、エイドリアン・ホーガンさんは、数年前にヨガを始めて以来、ライフスタイルが少しずつ変わってきたそう。ヨガが与えてくれるささやかな日々の気づきを、毎週コミックエッセイ形式で紹介します。

イラスト・文/エイドリアン・ホーガン

絵を描くこととヨガには、たくさんの共通点があると思います。絵を描くことは言わば呼吸のようなもので、たくさん練習すると、自然とできるようになります。ヨガは、呼吸と身体のコントロールがすべてで、それが絵を描くときの集中力にも役立つんです。

僕はよく、物事のイメージが本能的に頭に浮かびます。音に例えるのは少しステレオタイプかもしれませんが、呼吸を波のように「寄せては返す」とイメージすることは、集中を保つ助けとしてとても有効です。

ユキ先生、他にも呼吸をイメージする方法や、意識のいい保ち方があればぜひ教えていただきたいです!

先生のコメント

はい、エイドリアンさん! 私もよく「波」をイメージしていましたよ。

今でも時々、クラス中の短い瞑想&呼吸法の時には「波のように」とガイドしたりします。慣れるまでは、頭に何かイメージを浮かべる事で、プラクティスがしやすくなります。たとえば、呼吸の音に自分の好きな音のイメージを重ねてみたり。

他にも風の音や大きな木の葉っぱが揺れる音などは、いかがでしょう。他にも何かイメージがふと浮かんだ時は、私にも教えてくださいね!