鍛えるシェフの筋肉レシピ:タコめし
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回は〈TANIARASHI 六本木店〉店主の山口俊さんに教えてもらった「タコめし」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.873・2024年2月8日発売
山口俊さん
教えてくれた人
〈TANIARASHI 六本木店〉店主。2005年、横浜DeNAに入団。17年巨人に移籍し、19年最多勝投手。20年MLBトロント・ブルージェイズ移籍、翌年巨人に復帰し、22年引退。同年12月にちゃんこ鍋店開店。
現役時代から料理が好きで、登板前と登板後はコンディション管理のために自炊も行っていた、元プロ野球選手で〈TANIARASHI 六本木店〉の山口俊さん。今回のおすすめレシピは、タンパクリッチなタコ料理!
タコめしのタコは、「食感を柔らかにするために棒などで叩くのがコツ。あとは白米と玄米、だしパックの中身と一緒に炊くだけ。簡単だし、タコ&玄米の栄養も摂れるおすすめメシです」。
タコめし
材料(4人分)
- 茹でタコ…400g(好みで200g〜)
- 白米…(研いで浸水させ、ザルに上げて水を切る)1合
- 玄米…(無洗・浸水不要の早炊きタイプ)1合
- [A]
- だし醬油…大さじ2.5
- 水…約1.8合分(だし醬油と合わせて合計2合分・400mLにする)
- 市販だしパック(焼きあご、鰹、うるめいわし、真昆布入りを使用)…1袋(8g)
- 塩…1つまみ程度
- だし用カット昆布…1枚(長さ9cm程度)
- 大葉(千切り)…適量(4枚程度)
作り方
- タコはすりこぎ棒で叩いて線維を潰す。一口サイズに切る。
- 炊飯釜に白米、玄米、[A]のだし醬油を入れてから、炊飯器の2合の目盛りまで水を足す。だしパックは袋を破って中身だけ、タコ、塩、昆布を入れて軽く混ぜ合わせる。炊飯器にセットして炊く(白米コースでOK)。
- 炊き上がったら2の昆布を取り出し、底からざっくりと混ぜ合わせる。
- 器に3の1人分をよそい、大葉1人分を乗せる。
ポイント
栄養ポイントはココ!
タコの栄養素に加え、白米に玄米も混ぜて炊くことでビタミンB群やEの量がUP。主食の代謝に欠かせないビタミンB1やタンパク質の代謝に必要なビタミンB6、日本人に不足しがちな食物繊維が摂れるのもgood!です。 by 管理栄養士 河村玲子さん