鍛えるシェフの筋肉レシピ:タンドリーラップサンド
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はランニングアドバイザー、料理研究家の市橋有里さんに教えてもらった「タンドリーラップサンド」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.869・2023年11月22日発売
市橋有里さん
教えてくれた人
ランニングアドバイザー、料理研究家。マラソン日本代表として、1999年世界陸上セビリア大会で銀メダル、2000年シドニー五輪出場。引退後アスリートフードマイスターを取得し、レシピの考案や監修も。
元マラソン日本代表で、ランニングアドバイザー、料理研究家の市橋有里さん。現役引退後も日常的に軽いランニングや筋トレ、日々の食事で体調を管理。今回は好きで料理によく使うという“発酵食品”を使ったレシピを紹介。
「腸内環境のためにも、タンパク質&カルシウムの補給のためにも料理にもっと活躍させてほしいのがヨーグルト。ラップサンドに巻いたタンドリーチキンは相性抜群。ヨーグルトダレに漬け込んで焼くだけでおいしさもUPします」
タンドリーラップサンド
材料(2人分)
- 鶏もも肉(皮付き・食べやすい大きさに切る)…300〜400g
- [A]
- ヨーグルト(無糖)…1/3カップ
- ニンニク(すりおろし)…少々
- ショウガ(すりおろし)…少々
- トマトケチャップ…大さじ1.5
- カレー粉…大さじ2/3
- レモン汁…大さじ1/2
- サラダ油…大さじ1/2
- はちみつ…大さじ1/4
- 塩…小さじ1/2
- トルティーヤの皮(市販・直径15cm)…2枚
- アボカド(薄切り)…2〜3枚
- 紫キャベツ(千切りにし、好みのドレッシングをかけて和えておく)…適量
- スプラウト…少々
- ヨーグルト…適量
作り方
- 保存袋などに、鶏肉、混ぜ合わせた漬け込み液[A]を入れてよくなじませ、口を閉じて冷蔵庫で一晩漬ける。
- 1の鶏肉から漬け込み液をヘラなどで取り除く。200度に温めたオーブンに入れ、20分ほど焼く(フライパンで焼く場合は、油をひいて両面にサッと焼き色がつくまで焼いたら、蓋をして内側にしっかり火が通るまで弱火で20分ほど焼く)。
- トルティーヤの皮は両面にラップをし、電子レンジ(600W)で5〜10秒ほど温める。
- 3の皮に、2の鶏肉、紫キャベツ、アボカド、スプラウト各適量を乗せ、ヨーグルトをかけて巻く。
ポイント
栄養ポイントはココ!
腸で善玉菌のエサとなるヨーグルト。鶏肉をヨーグルトダレに漬け込むことで肉が柔らかくなり、消化しやすくなるのも○。トルティーヤで野菜と一緒に巻くことで、炭水化物やビタミネも一度に摂れるのがgoodですね。 by 管理栄養士・河村玲子さん