鍛えるシェフの筋肉レシピ:具だくさん水餃子
自身もトレーニングを行う“鍛えるシェフ”直伝の料理を紹介する「美味い筋肉レシピ」シリーズ。今回はランニングアドバイザー、料理研究家の市橋有里さんに教えてもらった「水餃子」。
photos: Chihiro Oshima text: Noriko Ozawa nutrition supervision: Reiko Kawamura
初出『Tarzan』No.868・2023年11月2日発売
市橋有里さん
教えてくれた人
ランニングアドバイザー、料理研究家。マラソン日本代表として、1999年世界陸上セビリア大会で銀メダル、2000年シドニー五輪出場。引退後アスリートフードマイスターを取得し、レシピの考案や監修も。
元マラソン日本代表で、現在ランニングアドバイザー、料理研究家としても活躍する市橋有里さん。現役時代から食に関心が高く、当時から自分で料理をしながら体調管理をしていたという。
日々のコンディションを整えるための“バランスUP”レシピを、今回紹介。
豚肉にエビ、長ネギ、ニラ、切り干し大根、塩麴も加えた具を皮で包んだ水餃子は、「タンパク質、エネルギー源の炭水化物、ビタミネも一口で摂れます。寒くなる時季、ほっこりと温まって」。
水餃子
材料:2人分(15個分)
- 豚挽き肉…100g
- 長ネギ…1/2本
- ニラ…2本
- むきエビ…3尾
- 切り干し大根…10g
- 塩麴(市販)…大さじ1.5
- 餃子の皮…15枚
- 鶏がらスープの素(顆粒)…適量
- 水…適量
- 小ネギ(小口切り)…少々
作り方
- 切り干し大根はサッと水洗いし、ボウルに入れた水(分量外)に3分ほど浸けて戻す(水は2〜3回替える)。手で絞って水気を切る。
- 長ネギ、ニラ、エビ、1もみじん切りにする。ボウルに入れ、挽き肉、塩麴を加えてよく混ぜる。
- 餃子の皮で2を包む(皮の中心に2の適量を乗せ、2つ折りにしたら指に水をつけて口をしっかり留め、さらに皮の両端を丸く曲げて留めれば帽子形に。ほかにも好みの形に仕上げてOK)。
- 鍋に水、鶏がらスープの素を入れ沸騰したら3を加えて5分ほど茹でる。
- 器に4の1人分を盛り、小ネギを乗せる。
ポイント
栄養ポイントはココ!
PFCV(タンパク質、脂質、炭水化物、野菜)がすべて摂れるバランスのいい一品ですね。切り干し大根にはカルシウム、食物繊維も豊富です。食べたいときにサッと茹でればいいので、多めに作っておけば間食にもピッタリ。 by 管理栄養士・河村玲子さん