『Tarzan』865号(2023年9月21日発売)の特集は「横隔膜を躍動させて、呼吸からカラダを変える」。フーッと深い呼吸が自律神経にも内臓にも効く! Snow Manの岩本照さんの表紙が目印です。
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岩本照が表紙に登場。ヨガ&ピラティスでもそのポテンシャルを発揮!
表紙で見事なアーサナを披露しているこの男。そう、『Tarzan』読者にはお馴染み、〈Snow Man〉リーダーの岩本照だ。
初めて誌面に登場したのは2018年。そこから5年もの間、本誌連載で並外れた肉体の潜在能力を見せつけてくれた“ミスターターザン”に、今回また新たな挑戦を持ちかけた。お題は本特集のテーマでもある「横隔膜」を鍛えるための2メソッド。ヨガ&ピラティスだ。
そもそも横隔膜とは人間が呼吸するときに使われる筋肉。普段意識することの少ない横隔膜をしっかりと動かし、正しく呼吸ができていれば、日々のコンディショニングにも繋がる。
30歳となり、よりカラダのケアを念入りにしていきたいと考える岩本にとっても、この横隔膜がカギになるかもしれない。そこで、それに役立つヨガと、ピラティスのトレーニングを提案した。
ちなみに、普段岩本が柔軟運動を行わないことは、把握済み。そのうえで、カラダの柔らかさが一つのカギともいえるこのお題をぶつけるのは、少々イジワルだったかもしれない。
だが、この男にそんな心配は全く不要なのだ。いざ撮影が始まると、一つひとつのムーブメントを慎重に、まるで自分の武器にするかのように確実に取り組んでいく。監修の先生も驚くほどのノーミスで、次々と新しい動きを習得していく様は、やはり「ミスターターザン」と呼ぶにふさわしい。
ひと通りの動きを習得したところで、最後は屋上に出てより難度の高い動きに挑戦した。表紙の写真は、その時の一枚だ。誌面では、読者の方も実際に行えるエクササイズを岩本がモデルとなり実践している。ぜひ、一緒にトライしてほしい。
ピラティスは初体験だったんですけど、知ってる動きもいくつかありました。でも、ここを意識するんだよと言われて実際にやってみると、思ってた動きと全然違ったりして。楽しかったです!
僕は普段あまりストレッチとかをやらないんですけど、ヨガやピラティスはルーティンに組み込んでみたいなと思いました(岩本照さん=本誌より)
横隔膜を躍動させて、呼吸からカラダを変える
オウカクマク。
その働きと役割を明確に説明できる人、多くないはず。胸と腹の境界に張り巡らされた単なる膜ではなく、呼吸を司るその筋肉。
無限のパワーを秘めた“眠れる巨人”とも言われる横隔膜は、筋トレでも有酸素運動でも鍛えにくく、アスリートでさえその90%が機能を使えていないというデータがあるほど。
そう、これまで見過ごされてきた最後の未開拓地、ラストフロンティアなのです。この眠れる横隔膜を上下に躍動させれば、疲れ、不眠、便秘、肩こり、頭痛、猫背、腰痛…など、さまざまな不調から我々のカラダを解放することが可能。
今回の特集では、まず横隔膜と呼吸、胸郭、体幹の3テーマ別に、スペシャリストが講義形式で、横隔膜との関係性を解説。
チェック→緩める→息を吐く→強くする、の4ステップで、ラストフロンティア・横隔膜を動かしていくエクササイズに繋げます。
後半では、いいことナシの口呼吸をいますぐストップさせて、カラダ本来の機能を取り戻す、鼻呼吸のススメを。さらには、フリーダイバーの息止め極意や忍者の秘技など、呼吸を深掘りしたページもご用意。
不調を取り除いてくれる横隔膜の覚醒は、息をフーッと深く吐くことから始まります。そんな簡単な快適への第一歩に、ここから取り組みましょう。