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ミョウガとトマトの冷や奴|副交感神経を活性化するハーブ&スパイス

ミョウガとトマトの冷奴

現代は交感神経優位時代。うっかり交感神経優位を続けないためには、生活習慣を見直す一環として、食事でも副交感神経活性化にトライしたい。活用すべきはハーブやスパイスだ。その香りや成分は少量でもリラックスへと誘う。料理にトッピングして、副交感神経アップのマイ儀式としよう。今回は、リラックス効果に加え、血流を促進する「ミョウガとトマトの冷や奴のレシピ」を紹介。

教えてくれた人 石松佑梨さん

石松佑梨さん

教えてくれた人

いしまつ・ゆり/ウェルネスコンサルタント、管理栄養士。アスリートの専属管理栄養士経験を活かして発信。著書に『過去最高のコンディションが続く 最強のパーソナルカレー』。

ミョウガとトマトの冷や奴

ミョウガとトマトの冷奴

体を冷やさないことも副交感神経UPの鍵。冷や奴、素麺などの冷たい料理には、血行促進作用もあるミョウガを。

今回使用するハーブ

【ミョウガ】

ミョウガ

爽やかな針葉樹のような香りは、α-ピネンの香り。リラックス効果に優れるほか、血流を促す効果もある。ミョウガの淡い赤い色は、抗酸化作用のあるポリフェノールのアントシアニン

材料(1人分)

  • 絹ごし豆腐…1/2丁

  • トマト…1/2個

  • ミョウガ…1個

  • オリーブオイル…小さじ2

  • ポン酢醬油…小さじ2

作り方

  1. 豆腐の水を切って、食べやすい大きさに切り、器に盛る。

  2. ミョウガは3mmほどの輪切り、トマトはダイスカットにする。

  3. 2をオリーブオイルとポン酢醬油で和え、1にトッピング。

なぜハーブ&スパイスが副交感神経を活性化?

ハーブやスパイスの持つ香りや色、苦み、辛みなどは、植物が外敵から自らを守るために作り出す成分。人間に有益な役割を果たすものもある。たとえば香りの成分α-ピネンは針葉樹にも含まれていて、森林浴をすると心身が癒やされるのは、α-ピネンをはじめ、さまざまな植物由来の芳香物質の恩恵と言われている。

さらにハーブやスパイスの香りには消化促進効果があるものも。食事を摂ると消化吸収機能が促され、副交感神経が活性化。つまり、ハーブやスパイスを料理に取り入れれば香りでリラックスでき、消化も促されて副交感神経をより効率的に活性化できる

取材・文/小沢緑子 撮影/大嶋千尋 スタイリスト/矢口紀子 取材協力・料理製作・栄養監修/石松佑梨(ウェルネスコンサルタント、管理栄養士)

初出『Tarzan』No.858・2023年6月8日発売

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