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管理栄養士・漢方アドバイザーの安藤有子さんに聞く、「お酒との付き合い方」シリーズ。今回はオンライン忘年会に備えて、ステイホームの晩酌にピッタリなおつまみレシピをご紹介します。
コロナ禍になってから初の忘年会シーズン。今年は、感染対策措置として自宅で楽しめる「オンライン忘年会」を開く人も多いのではないだろうか。
振り返ってみると、“第一波”と呼ばれる4月の感染爆発から早8か月。世間にオンライン飲みが浸透したその時期、SNSでは「家から出なくても飲み会を楽しめる!」「コスパが最高!」という喜びの声が数多く上がっていた。その一方で、「歯止めが聞かず、食べすぎた(飲みすぎた)」という悲痛の声も。
制限のない自宅環境で後悔しない飲み会をするには、やはりひと工夫が必要ということだ。というわけで、管理栄養士の安藤有子さんに低カロリーかつお酒のつまみに最適なレシピを伺った。
材料(1人前)
作り方
「カラダへの負担を考慮してレシピを考えました。柿は、むくんだカラダをすっきりさせるカリウムや、アルコール分解を助けるタンニンが豊富に含まれているのでおすすめです。味のアクセントになるチーズは、カロリーを抑えるためにチーズの中でも脂肪分が一番低い種類の『カッテージチーズ』をチョイスしました。ワインと合わせると美味しくいただけると思います」(安藤さん)
材料(1人前)
「タコに含まれるタウリンがアルコール分解を助けます。また、お酒の場は食物繊維が不足しがちなので、もずく酢で摂取できるようにしました。残った分はきゅうりやオクラなどの野菜と和えてもいいですし。翌日の昼食にうどんと一緒に食べるのもいいと思います。冷蔵庫にチューブ状のショウガがあれば活用しましょう。アルコールで冷えた内臓を温めてくれますよ」
材料(1人前)
「タンパク質を摂りたい場合は、スモークサーモンが最適です。ベビーリーフを加えてサラダにしても、カルパッチョ風に食べてみてもおいしい。ただ、塩分が2g以上になるので、他のおつまみの塩分が高くならないように気をつけてください。たとえば、葉物のサラダをドレッシングなしで一緒に食べるなど。オメガ3(n-3)脂肪酸のアマニ油を加えると、美肌・アンチエイジングに繋がります」
今回ご紹介したレシピの中で②と③はコンビニでも食材をまかなえる上に、調理も合わせるだけと簡単。暴飲暴食を避けながら、スマートに忘年会シーズンを乗り切ろう。次回は、栄養士だから知っている「太る飲み方」について教えてもらいます。
安藤有子さん
あんどう・ゆうこ/ 管理栄養士・ペット栄養管理士・漢方アドバイザー。 大手食品メーカー、肥満外来でのダイエットサポート、各メディア監修を経て、 現在オクタウェルにて全国の管理栄養士のスキルアップに従事。
取材・文/石川優太、村上広大 イラストレーション/加納徳博 監修/安藤有子(管理栄養士、漢方アドバイザー)