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家トレの充実化で消費カロリーをアップ|プロ2人に学ぶ「痩せるカロリー管理術」

どれだけ摂取して消費すればいい? 人によって適正なバランスが異なるカロリーについて、管理栄養士の河村玲子さんとトレーナーの澤木一貴さんにじっくり伺いました。今回は「需要が高まる家トレの充実化」について。

自宅での運動時間をどう確保するか。

澤木一貴さん(以下、澤) 今回は新しい生活習慣でエネルギー消費をどう稼ぐかという話です。

河村玲子さん(以下、河) 自粛前のADL(Activities of Daily Living=:詳しくはこちらの記事を参照)を取り戻した人もいるかもしれません。もし、そうでなければ朝とか夜に散歩に出かけるとか。

 家トレの充実化も必要かもしれないですね。隙間時間を使って行う運動もいいですが、『ターザン』を買ってがっつり鍛えるとか。

 何か道具を買ってそこから入ってもいいかもしれません。

 ダンベルとかヨガマットとか。

 筋トレももちろんいいんですけど、ADLは有酸素運動ですからその手の運動を取り入れることも必要ですね。それも単調なウォーキングではなく、いろんな動きをする全身運動がベターです。

 動画を見ながら運動する人も増えているので、一般の人でもそれはできそうですね。

 ユーチューブなどを見ながら、少なくとも1日1時間は運動時間を確保してカロリー消費をした方がいいと思います。

 リモートでのトレーニングという手もありますよね。

 パーソナルトレーニングもありますし、1対多数のスタジオレッスンのようなものもありますからね。リモートでのトレーニングは何曜日の何時からと相手と約束するのでモチベーションが保てると思います。

 フィットネスゲームを1時間行うというのでもいいし。

 LINEで仲間を作って一緒にやってみるのもいいです。

 オンラインのサロンで運動する手もありますよ。いろいろ試してみて新しく習慣化することで、エネルギー消費を自粛前以上に高めることができると思います。

教えてくれた人
河村玲子さん と 澤木一貴さん
(左)澤木一貴(さわき・かずたか)/SAWAKI GYM代表。NESTA JAPAN理事。トレーナー活動のほか、メディアで幅広く情報を発信。個々のライフスタイルに基づいた細やかな指導に定評あり。(右)河村玲子(かわむら・れいこ)/メンタル&フィジカルサポートスーパーバイザー、パーソナル管理栄養士トレーナー。管理栄養士とトレーナーの2軸でダイエットやボディメイクをサポート。

取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 イラストレーション/德永明子

初出『Tarzan』No.795・2020年9月10日発売

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