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弱っていては戦えない! あなたの免疫力チェックリスト[基本編]

コロナ旋風が吹き荒れるなか、免疫力はキープしておきたいもの。まずは今の状態をチェックしよう。


【免疫力チェックリスト・公開予定】


自分のカラダは自分で守る時代。

「筋力や持久力と同様に免疫力にも個人差が大きく、ライフスタイル次第で免疫力は上がったり、下がったりします」(ハーバード大学医学部客員教授の根来秀行先生)

初めに知っておきたいのは、免疫力が下がっていないかどうか。それを知るヒントになるのは、日常のちょっとした自覚症状だ。

いちばん分かりやすいのは、インフルエンザや膀胱炎といった感染症に罹りやすくなったか、または罹ると長引くかどうか。切り傷の治りにくさ、口内炎や肌荒れなどの多発も、免疫力が落ちているサインにほかならない。

免疫力チェック
普段通りに呼吸して、静かに鼻から息を吐いた後、鼻をつまむ。そのまま呼吸を止めて何秒我慢できるか。30秒我慢できない人は、浅い口呼吸が原因で二酸化炭素耐性が低くなっている。40秒止められるのが理想。呼吸が浅いと細胞活性が落ちて免疫がダウンする。深い腹式呼吸を心がけたい。

頼りになるのは、免疫力だ。

下痢や便秘は、免疫と深く関わる腸内環境の悪化を示す。疲れやすくなったり、呼吸の能力が落ちたり、冷えを感じたりするのも、やはり免疫力を落としやすい体内環境に傾いている証拠といえる。

下記のチェックリストで思い当たる項目が多いほど、免疫力は落ちていそう。弱っているかもと心配になったら、生活習慣をチェック。免疫力を落としがちな悪しき点は速攻で改めよう。


[基本編]免疫力チェックリスト

  1.  □ 朝起きたときにダルさを感じる。
  2.  □ 毎年のようにインフルエンザに罹る。
  3.  □ 風邪をひくとなかなか治らず長引く。
  4.  □ ずっと便秘か下痢を繰り返している。
  5.  □ 擦り傷や切り傷を負ってしまうと治りにくい。
  6.  □ 手足のような末端が冷えやすい。
  7.  □ 30秒間、息が止められない。(上記、イラスト参照)
  8.  □ 肌荒れがひどくなっている。
  9.  □ 口内炎ができやすい。
  10.  □ 突然ヘルペスができた。
  11.  □ 膀胱炎になりやすい。
  12.  □ 疲れが簡単に抜けなくなった。
PROFILE

根来秀行(ねごろ・ひでゆき)/東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。医師・医学博士。ハーバード大学医学部客員教授、ソルボンヌ大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。最先端の臨床・研究・医学教育で国際的に活躍。

取材・文/井上健二 イラストレーション/Yunosuke

初出『Tarzan』No.788・2020年5月28日発売

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