- 公開:
【超効率的トレーニング・ホルモントレ(4)】運動ホルモンを一気に出して筋肉を美味しく炊き上げる鬼トレ
「成長ホルモン」「IGF-1」「イリシン」の3つの運動刺激系ホルモンの助けを借りるトレーニング。週3回の頻度で2週間行ったら次のステップへ。すべてクリアした6週間後は、3つのホルモンを一気に分泌させるスペシャルメニューに挑戦!
上記のステップ1から3までのメニューをこなしたあなたは、そこそこのボディを手に入れたはず。でもさらなる高みを目指したいという人にスペシャルメニューをご提案。成長ホルモンもIGF-1もイリシンも、すべての運動ホルモンを一気に出してしまおうという欲張りなプログラムだ。
ひとつの部位を2種目で鍛え、1種目目を10回×3セット行ったら、2種目目を10回×2セット行う。
前半で筋肉というご飯を炊き、後半でじっくり蒸らすイメージ。計5セットで追い込む鬼トレでホルモンの火力を増し、筋肉を美味しく炊き上げるべし。
大臀筋・大腿四頭筋を狙う。
1. ダンベルフロントランジ(イリシン)
2. ノンロックスプリットスクワット(成長ホルモン)
大胸筋を狙う。
1. ダンベルオルタネイトロウ(IGF-1)
2. ノンロックナロープッシュアップ(成長ホルモン)
広背筋を狙う。
1. ワイドグリップベントオーバーロウ(IGF-1)
2. ベントオーバーラットプルダウン(成長ホルモン)
三角筋を狙う。
1. ダンベルアップライトロウ(成長ホルモン)
2. フロアショルダープレス(IGF-1)
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 イラストレーション/八重樫王明 取材協力・監修/後藤一成(立命館大学スポーツ健康科学部) トレーニング監修・指導/澤木一貴(SAWAKI GYM)
初出『Tarzan』No.782・2020年2月22日発売