「成長ホルモン」「IGF-1」「イリシン」の3つの運動刺激系ホルモンの助けを借りるトレーニング。週3回の頻度で2週間行ったら次のステップへ。すべてクリアした6週間後は、3つのホルモンを一気に分泌させるスペシャルメニューに挑戦!
ステップ1では、成長ホルモンの脂肪分解作用を狙う。
最近、運動不足気味、またはちょっと出腹が気になる人は、ファーストステップとして成長ホルモンの脂肪分解作用を狙おう。
まずは、筋肉の力を終始抜かずにゆっくり動かし続けるスロトレから。筋収縮によって作られる代謝物質が蓄積されると、筋肉内のセンサーが危険を察知。脳に「やばいよ、やばいよ」という信号が送られて成長ホルモンの分泌がより促される。
収縮動作は5秒かけてじっくり、伸展動作は2秒でサクッと行う。すべて10回×3セット。
1. ノンロック・スロースクワット(ターゲット:大臀筋・大腿四頭筋)
1/20
2. ノンロック・スロープッシュアップ(ターゲット:大胸筋)
1/20
3. ニーロウイング(ターゲット:広背筋)
1/20
4. パイクショルダープレス(ターゲット:三角筋)
1/20
5. チェアレッグカール(ターゲット:ハムストリングス・大臀筋)
1/20
6. アームカール&プレス(ターゲット:上腕二頭筋・上腕三頭筋)
1/20
週3回の頻度で2週間行ったら次のステップへ!
取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 イラストレーション/八重樫王明 取材協力・監修/後藤一成(立命館大学スポーツ健康科学部) トレーニング監修・指導/澤木一貴(SAWAKI GYM)
初出『Tarzan』No.782・2020年2月22日発売
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