ターゲットはチェストプレスと同様、大胸筋だが、フライではとくに大胸筋の中部に効かせることができる。ディクライン姿勢では大胸筋下部にも刺激が入る。一流の+αでさらなる刺激を。
まずはフライの基本をマスター!
+αで一流のフライに
一流のフライでは、姿勢、レンジ、フィニッシュの工夫で大胸筋を細かく刺激。
1. 大胸筋下部に効かせるならディクラインで行う
両足を前方に出し、敢えてシートに斜めに座ってディクラインのポジションをとる。ノーマルポジションでは大胸筋の中部が主に刺激されるが、カラダを倒すことで大胸筋下部に刺激を入れることができる。
2. 軽い負荷で狭いレンジで大胸筋中部をより刺激
負荷を軽くしてフィニッシュ近くの狭いレンジで行う。フィニッシュでは大胸筋中部が最大短縮するので、軽い負荷でも大きな刺激が入る。動きは地味だが、見た目以上にハードなトレーニング。
3. フィニッシュで肘を寄せて、大胸筋中部をより刺激
今度はレンジを最大にして行う。胸を開いた状態からバーを中央に寄せる。続いて曲げた肘をぐっと引き寄せてバーをさらに押し込む。最大伸展から最大短縮にもっていくことで大胸筋中部をガンガン刺激するのだ。