ウォーターバッグの不安定な負荷で鍛える【わちトレ vol.9】
グラビアタレント・わちみなみさん、通称わちちによる、本誌『ターザン』での1年にわたる連載が最終回を迎えました! 連載終了を記念して、2018年後半からチャレンジしたトレーニングの数々を、〈Tarzan Web〉で特別に振り返ります! 第9回のテーマは「ウォーターバッグ」。
取材・文/黒田創 撮影/山城健朗 スタイリスト/高島聖子 ヘア&メイク/天野誠吾 監修/<a href="/tags/junji_sugahara/">菅原順二</a>(アランチャ代表)
(初出『Tarzan』No.766・2019年6月13日発売)
不安定な負荷で鍛える!
夏に向けていよいよ追い込みモードに入ってきた、わちみなみさんのメリハリボディ作り。「今回はちょっとハードに行きますよ」と菅原順二トレーナーが持ち出したのは、近年日本でも人気が広まりつつあるウォーターバッグ。水と空気が入った円柱形のバッグのギアで、抱えたり背負ったりしてトレーニングする。ラグビー選手や力士にはおなじみ。
「ウォーターバッグは中の水がチャポチャポと揺れるので不安定な状態を作ることができます。ダンベルやバーベルだと負荷のかかり具合が一定で、続けているうちに慣れも出てくるのですが、こちらは負荷が予測不可能なので、いろんな筋肉を動員してバランスをとろうとする。
これが体幹を鍛えますし、お腹まわりや後ろを支える背中の筋肉、そして尻に効く。さらには普段使っていない細かい筋肉もしっかり刺激します。わちさんもそろそろトレーニングに慣れてきているので、新しい刺激が必要かなと」
最初は水特有の不安定な重さにヨロヨロとバランスを崩していたわちちだが、さすがは元スイマー、すぐにうまく体幹を使ってコントロールできるように。
「取っ手の位置が工夫されていたり、複数付いていたりして持つ位置を変えることでエクササイズのバリエーションを増やせるのもポイントです」(菅原さん)
終わった頃には汗びっしょりのわちち。
「確かにこれひとつで超全身運動になる! 部屋の中でも使えるし、水の量は自在に変えられるので女性でも大丈夫。私も家にひとつ欲しいな~」
ウォーターバッグトレのプログラム。
今回のトレーニング全4種目はこちら。
- ランジツイストもかなりの高負荷がかかるんです(左右各5~10回×1セット)
- 水の重みで上体がグラグラしないよう注意すること(10~15回×1セット)
- グルングルン回していると思わず笑顔になっちゃう(左右各5~10回×1セット)
- フッキン姿勢を保ちつつ上体を左右に捻るのだ(左右各5~10回×1セット)