幸せホルモン、セロトニンに必要な栄養素が摂れる!「カツオののっけ丼」
取材・文/黒田創 撮影/小川朋央 監修/河村玲子(管理栄養士)
(初出『Tarzan』No.769・2019年7月25日発売)
大切なのはトリプトファンとビタミンB6。
幸せホルモンとも呼ばれる神経伝達物質のセロトニンには、自律神経を整える働きがある。
朝に日光を浴びて目から光の刺激を入れると、体内でセロトニンが活性化することもよく知られているが、セロトニンはカラダの中で貯蔵できないため、生成につながる栄養素を意識して摂る必要がある。
「主に大切なのは必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6、あとトリプトファンを脳へ取り込むのを助ける炭水化物も欠かせません。マグロの赤身やカツオはトリプトファンとビタミンB6の両方が豊富。炭水化物の白米もトリプトファンを含んでいます」(管理栄養士・河村玲子さん)
材料(1人分)
- カツオ(刺し身用)90g
- 生姜ひとかけ
- ニンニクひとかけ
- A【醬油大さじ1、みりん小さじ1、砂糖小さじ1】
- ご飯180g
- 粉末すし酢大さじ1弱
- 白炒りゴマ小さじ1/2
- B【生姜(みじん切り)小さじ1/2】
- 茗荷(みじん切り)小さじ1/2
- 大葉(千切り)小さじ1/2】
- C【揉み海苔・大葉・茗荷適量】
手順
1. 生姜とニンニク、大葉、茗荷を細かく刻む。
2. Aを合わせ、電子レンジ600Wで1分半加熱して冷ます。カツオを切り、1の生姜とニンニクを入れたAに10分ほど漬け込む。
3. ご飯に粉末すし酢と炒りゴマを入れ、しゃもじで切るように混ぜ込む。
4. Bも入れて混ぜる。
5. 器に4のご飯、2のカツオを乗せ、上にCを乗せる。