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「猫背・巻き肩」解消! 美しい立ち姿勢をつくるエクササイズ(2)

日常の生活の悪しきクセ、運動不足などによって姿勢はどんどん崩れてしまう。まずは美しい姿勢で立つことを目標に、毎日のエクササイズを習慣にして、自分の“弱点”を一つひとつ解消していこう。今回は「猫背・巻き肩」を解消するエクササイズ。

“姿勢を良くしなきゃ”が逆効果に!

悪姿勢の代表格といえば、背中が丸まって肩が内側に入った猫背&巻き肩。こういう人が姿勢を良くしなくちゃと気をつけ姿勢をとると、腰が反りすぎてかえって悪姿勢を助長することに。

「僕は日本人のほぼ9割は、腰椎の前彎が強い反り腰体型だと考えています。現代人に多い猫背タイプも、立って歩くときは反り腰で胸椎が後彎した状態。だから、腰を反らすのは逆効果。それより腰椎を丸めたり、胸郭を広げる練習をする必要があります。首や肩の凝りの予防対策としても有効です」(トレーナー・菅原順二さん)

「猫背・巻き肩」解消エクササイズ(20回×1セット×毎日)

1. 胸を張る、腰を丸める

胸を張る、腰を丸める

両足を肩幅に開いて立ち、両手をお尻の後ろで組む。まず視線を斜め上に向け胸を張った姿勢から、腰椎を丸めて上体を前傾、両手を高く引き上げる。これをリズミカルに20回繰り返し。

2. 肩を外旋させる

肩を外旋させる

床に座って両膝を立て、両手をカラダの後ろで床につく。足は腰幅。胸を張る。お尻を床から引き上げて肩から膝を一直線に。このとき肩が外旋する。3秒キープを20回繰り返し。

教えてくれた人

菅原順二
菅原順二(すがはら・じゅんじ)/1978年生まれ。パーソナルトレーニングスタジオ〈アランチャ〉代表。ピラティスを主軸に、アスリート、ダンサー、モデルなどのトレーナー指導を行う。

取材・文/石飛カノ 撮影/小川朋央 取材協力/菅原順二(パーソナルトレーニングスタジオARANCIA代表)

(初出『Tarzan』No.766・2019年6月13日発売)

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