尻が垂れるのは“裏側”が原因
お尻が重力に負けて年齢を重ねるごとにどんどん垂れてくる。こうした傾向が強いのは、反り腰かつ猫背姿勢の人。
「下半身の特徴としては、太腿が内側に入っているのでお尻の筋肉に力が入らない。太腿の裏側のハムストリングスの筋力が弱いことです」(トレーナー・菅原順二さん)
つまり、裏側の筋肉が頼りないので重力に抗えない。結果的にヒップは下垂の一途を辿る。「なので、大臀筋やハムの強化とともに、股関節の外旋筋を鍛えてヒップアップを狙います」。
「垂れ尻」解消エクササイズ(10回×1セット×毎日)
1. 大臀筋・ハムの強化
床に仰向けになり、両膝を立てる。両手はカラダからやや離れた位置で床につける。お尻を床から引き上げて膝から肩までを一直線に。10回繰り返し。お尻、ハム&体幹トレにも。
2. 股関節を外旋
床に横向きになり、下側の肘から先を床につけてカラダを支える。上側の手は腰に。両膝を揃えて曲げた状態から上側の膝を引き上げて股関節を外旋させる。10回行ったら逆も。
教えてくれた人